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ニコンZレンズ「Z 14-24mm f/2.8 S」と「Z 50mm f/1.2 S」を発表

ニコンが、Zマウント 大口径超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」と大口径標準単焦点レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」を正式発表しました。両レンズともに予約開始日は、2020年9月18日(金) AM10:00となっています。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

基本スペック

  • 型式 : ニコン Z マウント
  • 焦点距離 : 14mm-24mm
  • 最大口径比 : 1:2.8
  • レンズ構成 : 11群16枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、アルネオコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり)
  • 画角 : FX 114° -84° / DX 90° -61°
  • 最短撮影距離 : 28cm
  • 最大撮影倍率 : 0.13倍(焦点距離24mm)
  • 絞り羽根枚数 : 9枚(円形絞り)
  • 絞り方式 : 電磁絞りによる自動絞り
  • 最大絞り : f/2.8
  • 最小絞り : f/22
  • フィルター径 : 112mm
  • サイズ : 88.5mm × 124.5mm
  • 質量 : 650g

星・山・建築物など様々な風景写真・動画撮影を想定した大口径広角ズームレンズで、開放から周辺部まで解像感の高い描写力を発揮するレンズである事をアピールしています。「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」と比べて、点像再現性をはじめ逆光耐性など大幅に向上しているとのこと。

MTF曲線

MTF曲線

先に発売された「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」の評価が高かっただけに今回の「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」の発表を心待ちにしていたニコンユーザーさんは多いのではないでしょうか。希望小売価格は352,000円(税込)で倍の価格帯となっています。2020年10月発売予定で、予約受付開始は9月18日10時とのこと。

ここ最近 各メーカーの生産状況が限定的なのかどうか分かりませんが、初回出荷時に需要が供給を上回る事が多いので、両レンズとも確実に手に入れるのであれば予約をしておいた方が安心かも。

製品ページにはサンプル画像5枚が公開され仕上がり具合が確認可能です。

 

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

基本スペック

  • 型式 : ニコン Z マウント
  • 焦点距離 : 50mm
  • 最大口径比 : 1:1.2
  • レンズ構成 : 15群17枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、 アルネオコートあり)
  • 画角 : FX 47° / DX 31° 30′
  • 最短撮影距離 : 45cm
  • 最大撮影倍率 : 0.15倍
  • 絞り羽根枚数 : 9枚(円形絞り)
  • 絞り方式 : 電磁絞りによる自動絞り
  • 最大絞り : f/1.2
  • 最小絞り : f/16
  • フィルター径 : 82mm
  • サイズ : 89.5mm × 150mm
  • 質量 : 1090g

噂の時点で " Noct " の名が付けられるのではないか?と言われていたF1.2単焦点レンズの登場です。希望小売価格は309,320円(税込)で、「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct | 1,265,000円(税込)」と比べると約1/4の価格となっています。発売時期は2020年12月を予定しており、こちらのレンズも予約受付は9月18日10時から。

MTF曲線

MTF曲線

高い解像力と滑らかな美しいボケ味を併せ持つ大口径単焦点レンズで、ドラマティックで立体感のある表現が得られる事をアピールしています。動画撮影時のフォーカスブリージングも大幅に抑制しているとのこと。

F1.2という浅い被写界深度ですが、複数のステッピングモーターとマルチフォーカス方式を採用する事で高速・高精度なAF性能を実現したとプレスリリースに掲載。もちろんZシリーズの " 瞳AF " に対応しているのでポートレート撮影においてしっかり瞳にピントを合わせ続けられる模様。製品ページには、ポートレートを中心としたサンプル画像5枚を掲載。

プレスリリースの最後に「ニコンは、今後も新次元の光学性能を追求し、ユーザーのニーズに応えていきます。そして、映像表現の可能性をさらに拡げることを目指し、映像文化の発展に貢献します。」と力強いメッセージを掲載しています。