ニコン「Z 6II」は、マイナーチェンジ的な機種ではなく素晴らしいカメラ
ePHOTOzineが、ニコンのZマウント フルサイズミラーレス機「Z 6II」レビューとサンプル画像を掲載しました。「Z 6II」はマイナーチェンジ的な機種に感じるかもしれないが、元々「Z 6」が素晴らしいカメラであり、さらに改善されたフルサイズミラーレス機に仕上がっていると評価しています。
Z 6IIの長所
- 素晴らしい画像品質
- きわめて高品質なレンズラインアップを用意している
- 高速連写 14コマ/秒
- 5軸手ブレ補正機構
- デュアルカードスロットを採用しSDカードが使用出来るようになった
- 素晴らしいハンドリング
Z 6IIの短所
- 4K60p対応は、2021年2月のファームウェアアップデートまで待つ必要がある
- 一部の人は、バリアングル式モニタ採用をしてくれればと思っているかもしれない
- バッテリーライフは、まあまあ短い ※ePHOTOzineは英国メディアなので " quite " は、まあまあ的な意味合いになる気がします。間違えていたらごめんなさい。
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出しています。「Z 6II」は、マイナーチェンジ的な機種に見えるかもしれないが、元々「Z 6」は素晴らしいカメラであり、さらに向上した歓迎すべきアップデートが施されたカメラで、Zレンズラインアップも拡充しつつあると選出理由を挙げています。
前機種「Z 6」のように「Z 6II」は、素晴らしい画像品質とハンドリングを実現しており、今回デュアルカードスロット (CFexpress Type B / XQD + SD UHS-II) を採用し、SDカードが使用可能になった事で利便性を高めておりこのポイントも " 魅力的 " であると解説。
Zシリーズカメラは素晴らしいハンドリングを実現しており、「Z6 II」が搭載する2400万画素 裏面照射型(BSI) センサーは、素晴らしいノイズ耐性を実現しているとのこと。
極めて高品質なZシリーズレンズ群の組み合わせは、このカメラから生成される画像品質に非常に感動する事だろうと評価。生成された画像は、これまでにないシャープネスとディテールを実現していると仕上がり具合を説明しています。
がっかりするかもしれないポイントとして動画撮影時の仕様を挙げており、バリアングル式モニタを採用していないため特に " Vlog " の使用において大きな問題になる可能性がある事を指摘。加えてバッテリーライフが短い時があるので、予備のバッテリーを用意しておく事を勧めています。
低照度時のAF性能は良好で、色再現性と顔/瞳AFも評価しています。これらを踏まえて結婚式やポートレート撮影に適しているとのこと。高速連写も可能で、スポーツや野生動物写真など様々な用途で使用可能なフルサイズミラーレス機に仕上がっていると結論付けています。
ISO感度耐性は…
- ISO50~ISO1600/ISO3200 … ノイズレベルは非常に低い
- ISO3200~ISO6400 … ディテールは低下し始める
- ISO12800 … ノイズが目立ち始める
- ISO25600 … さらにノイズが顕著になる
- ISO51200 … 色再現性は良好で必要に応じて使用可能な事もある
- ISO102400 … ノイズが非常に強くなり、この設定は使用しない事をお勧めする
…と判断しています。