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ニコン「Z9」本当の月産台数は3,500台の可能性がある話

先日ニコン「Z 9」月産台数 35,000台 記事を掲載しましたが、本当の月産台数が3,500台の可能性が出てきました。どちらかが間違えているのか、どちらも正しいのか…気になるところ。※Update : 月産台数 3,500台 にほぼ確定です。

日本掲載新聞 10月28日記事

  • 当初の生産台数は月あたり約3万5千台を予定する。

2021年11月6日 13:00 時点でも「Z 9」の月産台数が " 35,000台 " となっている事が確認できます。

日本経済新聞 10月29日記事

日本経済新聞は翌日10月29日にもニコン「Z 9」記事を掲載。同じ様な「Z 9」発表記事で本文内では月産台数について触れていませんが、ページ下部にニコンのメディア向けと思われる公式プレスリリース(PDF)のリンクが貼られていて見てみると…

プレスリリース
  • 予定生産台数 : 当初月産 約3.5千台

" 3.5千台 " とピリオドを使用した小数点表記なので、普通に読み取れば " 3,500台 " になると思うのですが、どうでしょう。この辺はピリオド/ミドルドット(.)とカンマ(,)の解釈で意味が変わってくるので悩ましいところ。日本だとピリオド使用した " 3.5 " は小数点扱いになるので3500台に。ピリオドをカンマのように三桁区切りの意味合いで使っていたとすれば35000台になります。桁区切りと小数点表記の解釈は国によって逆のところもあります。ちなみに日本は米国・英国・中国などと同じで、桁区切りにはカンマ、小数点はピリオド/ミドルドットを使用しています。漢字による数字の桁区切りの表現も悩ましい。

どちらが間違えているのか、基本は月産3,500台だけど最初は月産35,000台を計画しているのか…。しかし両方とも " 当初月産 " 表記なので後者の可能性は低そうな印象です。3,500台だった場合、さらに手に入れるのが困難になる可能性が。