ニコン REDの完全子会社化を完了 両社のコンピテンスを融合させ特色のある製品開発を
ニコンが、NAB2024開催直前 Red Digital Cinema, LLC の完全子会社化が完了した事を発表しました。
ニコンは2024年3月7日にREDを買収し子会社化する事を発表しました。本日2024年4月12日に完全子会社化が完了したとのこと。REDのCEOは、ニコン映像事業部の大石啓二氏が就任する事に。
ニコン上席常務執行役員 兼 映像事業部長 池上博敬氏
「革新的な製品開発の実績が世界的に評価されるRED社をニコングループの一員として迎えることにより、映像表現の可能性を広げ、動画市場において新たなイノベーションをもたらすと確信しています。両社のコンピテンスを融合させ、特色のある製品開発を行っていくことで、ニコンとRED社の両方のファンにとどまらず、より多くのお客様に選ばれるブランドを目指してまいります。」
RED CEO 大石啓二氏
「RED社の代表として、RED社とニコンの企業風土や文化を尊重し合いながら、市場を開拓していきます。世界中のシネマトグラファーの期待に常に応え、超えていくことを目指すRED社の今後の製品開発に期待してください。」
プレスリリースにニコン 池上博敬氏、RED CEO 大石啓二氏、RED CO-CEO Tommy Rioss氏、RED社顧問 James Jannard氏 (創始者) のコメントが掲載されています。
RED 現行ラインナップ、パートナー、ディーラーとの関係については変更なし
すでにREDは3月23日にSNS経由で告知済みでしたが、REDの現行ラインアップをはじめパートナーそしてディーラーとの関係について変更がない事も今回のプレスリリースに掲載されています。 SNSでREDは " Keep Creating " と表現。
4月13日~17日まで " NAB2024 " が開催されるので、何か動きがあるのかどうか気になるところ。今回のプレスリリースは、NAB開催に合わせてきた気もします。