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ニコン映像事業「コアファンに加え、新規ユーザー、特に若年層の拡大に注力する方針」

ニコンがニコンレポート(統合報告書)を掲載し、CEOメッセージの中で中期経営計画の進捗状況を掲載しており、事業戦略として映像事業はコアファンに加え、新規ユーザー、特に若年層の拡大に注力する方針である事を明記しています。

Nikon Imaging Cloud

ニコン映像事業 事業戦略 ※2024年8月30日時点

映像事業は、ミラーレスカメラのフラッグシップモデル「Z 9」の先進機能を展開した新製品「Z 8」、「Z f」の販売が好調に推移し、レンズ交換式デジタルカメラ・交換レンズともに販売数量を伸ばしています。今後も、趣味・プロ層向け中高級機の市場投入を計画しており、コアファンに加え、新規ユーザー、特に若年層の拡大に注力する方針です。また、今後市場の拡大が予想される動画機においては、業務用としてハリウッド等で支持されているRED社の先進技術を活かした新たな価値を提供することで、事業領域の拡大と収益源の獲得を目指します。※ニコンレポート(統合報告書)CEOメッセージより

2024年度の事業収益見通し

2024年度の事業収益見通しは、本社移転の関連一時費用を除外すれば、2023年度と同水準の400億円程度の営業利益を見込んでいます。中期経営計画最終年度の2025年度にかけては、映像事業が高収益を維持することに加え、他の4事業での収益改善が見込まれ、ROE8%以上の実現を目指します。※ニコンレポート(統合報告書)CEOメッセージより

今年度から中期経営計画最終年度の2025年度にかけて映像事業が高収益を維持する事を見込んでいます。

これ以降はデジカメライフ雑談になります。

今後も趣味・プロ層向け中高級機を中心に製品展開をしていく事が伺え、REDを子会社化した事によりプロ機器だけでなく民生カメラにもREDの動画技術が導入されていくのかどうか注目しているユーザーさんは多いのではないでしょうか。将来的に民生カメラでニコンから動画志向カメラが登場する可能性があるのかどうか色々想像してしまいます。

新規ユーザー、特に若年層の顧客獲得に注力する方針である事を明記しており、最近は「Z50II」の発表が噂されており、中高級機だけでなく何かしら購入し易く、よりスタンダードなカメラになるのかコンセプト色あるニコンカメラが登場する事になるのか楽しみです。