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ニコン「Z6III」ファームウェアVer.2.00 鳥認識AFに対応

ニコンが「Z6III」メジャー・ファームウェアアップデート Ver.2.00 をリリースしました。鳥認識AFや. C2PAの規格 来歴記録機能、オートキャプチャー機能、操作性の向上、その他の機能を追加したファームウェアとなっています。

Z6III

株式会社ニコンは、フルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z6III」(2024年7月発売)のファームウェアVer.2.00を公開します。

「Z6III」発売以来、初の大型アップデートとなるファームウェアVer.2.00では、フラッグシップモデルである「ニコン Z9」(2021年12月発売)および「ニコン Z8」(2023年5月発売)と同等の機能が複数追加されます。「Z6III」の持つ圧倒的な高速性能に加えて被写体検出に待望の「鳥」専用のモードを追加し、静止画と動画の表現を極める撮影体験を提供。また、あらかじめ設定した条件での自動撮影が可能なオートキャプチャー機能により、シーンに応じた柔軟な撮影スタイルを実現します。さらに、報道機関や作品の信頼性が求められるクリエイターを主な対象としてニコンとして初めて「ニコン真正性サービス」に対応。C2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity)の規格に対応しており、コンテンツの撮影から編集までの来歴情報を明確にし、情報の透明性、信頼性を高めます。

ニコンは、今後もユーザーのニーズに応えるファームウェアアップデートによる製品の進化と、あらゆるフォトグラファーやクリエイターが安心して創作活動や事業活動ができる環境の整備に取り組みます。※プレスリリースより

Z6III ファームウェア Ver.2.00 追加機能

  • 被写体検出に「鳥」モードを追加
  • C2PAの規格に対応した来歴記録機能を搭載
  • 「オートキャプチャー」機能を搭載
  • 「モニター表示の自動切り換え」を追加
  • MF設定での撮影時、シャッターボタンの半押し操作での拡大解除に対応
  • ピクセルシフト撮影とフォーカスシフトまたはAEブラケティングとの併用動作に対応
  • 「撮影機能の呼び出し」に対応
  • WEBカメラとして使えるUSBストリーミング(UVC/UAC)に対応
  • 「Nikon Imaging Cloud」クラウドとカメラ間の接続トラブルを防ぐ改善
  • 「Nikon Imaging Cloud」でイメージングレシピ登録後、カメラ側で更新確認画面が自動表示されることで操作フローが簡素化

プレスリリースを見る限りVer.2.00は、鳥認識AF、来歴記録機能、オートキャプチャー機能が目玉のファームウェアの印象。ニコンは今後もユーザーのニーズに応えるファームウェアアップデートによる製品の進化に取り組んでいく事も明言。「Z6III」製品ページでもVer.2.00 機能解説を掲載しています。