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ニコンが、D4/D800の背面液晶問題で、正確な色再現性を再現していると反論

Nikon Rumors は、ニコン D4/D800の背面液晶が緑被りしている個体がある問題で、ニコンの技術サポートから「この背面液晶は正確で色再現性を再現している」と不具合(現象)を否定するメールをが受け取った事例を掲載しています。

ニコン D3200 で撮影したサンプル画像
  • ニコン D4/D800の背面液晶が緑がかっている個体がある問題は欠陥ではない
  • ニコン技術者からのメールによると、D4/D800の背面液晶は正確な色再現性を再現しているそうだ
  • ニコン D3sやD7000がやや青みが立った色温度に設定しているので比べると、D4/D800が緑ががって見える
  • 言い換えればD3sやD7000の方に問題があって、D4/D800は以前のモデルと比べると正確なsRGB空間を再現している

以前海外でD800の背面液晶が緑被りをしてる?って噂と問題定義がありましたけど、今回はニコンの解答編って感じですね。まあニコンが公式に発表した内容ではなくて、サポートとのやりとりで発言の重みはないかもしれませんけど、現時点でニコンサイドはこの緑被り現象を問題にしていないことが分かりました。

良いように受け取ればニコンの背面液晶の再現性が向上したことになりますけど、悪いように見れば不具合ではなくて仕様扱いにして逃げた(?)って事になりますからね…^^; でも機種やグレードによって使用する液晶パネルや色味の方向性や流行の色味(?)も違いますから、どのメーカーも比べれば多少は色味は違うなはないかと思います。

5月に発売されるニコン D3200の背面液晶は、D4/D800と同じようなsRGB空間を再現しているのか、従来機と同じようなやや青みががった色温度になっているのか気になります。色味の感じ方は人それぞれなので難しいですね。