ニコン D600でフルサイズ・デビューするなら一緒に成長できるカメラ
Steve Huff Photo が、ニコンのエントリークラス・フルサイズ機 D600のレビューとサンプル画像を掲載しています。使用レンズは、タムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD とのこと。
- ニコン D600はコンシューマーモデルで私の手にはしっくりくるボディである
- ファインダーは明るく、視野率も約100%でキヤノン EOS 6Dと比べると大きなキャンバスが目の前に広がって見えるように感じる
- 露出はやや高めな傾向で、日中・夜明け・夕暮れなど、-0.3~-07EVで撮った方が良い
- Pモードで露出の低いシーンを撮ると後処理無しで露出がキマる
- AFは高速だが、AFポイントは中央に寄っていて構図を決める時に不利になることも
- ソニーの2400万画素センサーは素晴らしく、明部・暗部ともにディテール豊かだ
- ISO6400でもほとんどノイズを感じない(常用は、ISO3200で充分)
- 言葉で表現するのは難しいが、ニコンの色味は良い
- ダイナミックレンジもシャープな描画も良くて、その相乗効果で発色も良い
- モノクロも素晴らしい
- 正直Jpegはガッカリするレベルで、RAW現像している
- 何気にセンサーが汚れ易いのが気になる、実はD600の最大の問題点だ
- D600は、予算制限があるユーザーにとって最適なフルサイズ機
- 初心者であれば一緒に成長できるカメラである
D600のセンサー汚れの問題(?)に関しては、以前にも問題提起したニュースがありました。今のところニコンからのアナウンスも無いし仕様で押し切るのかどうか気になるところ。結構海外では取り上げられている問題なようです。
予算制限があって、初心者(フルサイズ・デビュー)であるなら、一緒に成長できるデジタル一眼レフのようで、エントリークラス・フルサイズ機の面目躍如って感じですね♪ 個人的には現時点ではD800と絶対的な価格差がないということと、ライバル機であるキヤノン EOS 6Dがまだ発売されていないので、D600の正統な評価は、もうちょっと先にならないと出ないのかな~と思っています。
今回のレビュー記事には、モノクロのサンプル画像も複数掲載されているので、モノクロ好きな方には参考になるのではないでしょうか。