オリンパス 60mm F2.8 マクロは、パナライカ 45mm F2.8 より優れた光学性能
DxOMark が、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro のレビューを掲載しています。60mm F2.8 マクロは、パナソニックの LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.と同等かやや優れた光学性能であると評価しています。
- 60mm F2.8 マクロは、防塵防滴ボディでクローズアップ撮影やネイチャー撮りに最適なレンズである
- MSC機構のAFは高速で静かで、最適な静止画・動画撮影が可能だ
- このマクロレンズは、1:1の等倍撮影が可能で、フォーカスリミットスイッチで焦点距離に対して最適なAFも提供している
- クリアでシャープな描画を実現していて、収差も最低限に抑えている
- シャープテストの結果 60mm F2.8 マクロは、マクロレンズとして充分な品質であることが証明された
- 開放だと周辺はやや柔らかい描画だが、F4まで絞れば全域シャープになる
- F2.8の状態でわずかなケラレが存在する
- パナソニックのマクロレンズ ライカ 45mm F2.8と比べてみると、60mm F2.8は同等もしくはやや上回っている光学性能を実現している
- パナソニック ライカ 45mm F2.8は、60mm F2.8 マクロよりも高価で、防塵防滴では無いレンズだ
- 両レンズはスコア的にほぼ同等であるが、60mm F2.8 マクロの方がシャープ項目ではやや上回っている
実は自分もこのオリンパスのマクロレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro を愛用していますが、ほんと満足いくレンズに仕上がっていると感じています。価格もパナライカ 45mm F2.8 よりも安価で買い易いし、防塵防滴ボディでAFも良好で、オリンパス自身も元祖フォーサーズレンズ 50mm F2.0 マクロを超える光学性能とオフィシャルサイトに掲載されていますから、今回DxOMarkのテスト結果もそれに準じた結果になっているかと♪
数値だけでなく実際撮影してみると、丸ボケも結構綺麗だし、一見細長く見えるレンズも実際使ってみると軽量で使い回しも良好です。
マイクロフォーサーズのマイクロレンズ・ラインアップはこの2本しか無いですけど、両レンズとも光学性能は今回のテストで証明されていますから、どちらを選んでも満足いく結果になるのではないでしょうか♪