ホーム > カメラニュース 2013 > オリンパスが、デジタル一眼レフカメラ事業を縮小 ミラーレスに集中へ

オリンパスが、デジタル一眼レフカメラ事業を縮小 ミラーレスに集中へ

日本経済新聞やスポニチ Sponichi Annexなどが、オリンパスがデジタル一眼レフカメラ事業を大幅に縮小して好調なミラーレス集中すると報じています。

  • 2013年3月期の連結最終損益が60億円の黒字(前期は489億円の赤字)になる見通し
  • これは従来予想を20億円下回る損益である
  • 医療事業は好調だが、販売減や減損損失の計上などカメラ事業が不振
  • カメラ事業は、売上高は前期比13%減の7400億円と従来予想を170億円下回る
  • 欧米景気の減速などで、今期のカメラ販売台数が24%減の620万台と計画に110万台届かないことが主因
  • カメラ事業の営業赤字幅は160億円と、計画の80億円から拡大する見通し
  • 竹内康雄取締役は、" コンパクトや一眼レフカメラで機種の絞り込みを進めて、好採算のミラーレスカメラに集中する " とコメント
  • デジタル一眼レフカメラ事業を大幅に縮小する他、小型デジカメも一段と絞り込み、事業の再構築を進める中、さらに追加のリストラに踏み込む

すでにオリンパスのデジタル一眼レフ(フォーサーズ)事業は、マイクロフォーサーズ機を展開し始めてから1本も新レンズを市場投入していませんし、E-5を1機種投入したのみですから、さらにデジタル一眼レフ事業縮小を言及するということは、時期は不明ですがラインアップからフォーサーズ機が消える事を意味しているのかもしれません。おそらくそうなってもアフターサービスは続くと思いますが…。

あと噂でフォーサーズとマイクロフォーサーズ両対応ハイブリッド機の存在がありますから、この機種が市場投入された後純粋なフォーサーズ機が市場から姿を消す可能性も出来てきたようです。

コンデジのラインアップを絞り込む話も去年からありましたから、今回リアルな損益額が出てきたので再び言及してる可能性もありますよね。でもさらに絞り込む可能性もあります。