オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 は、カメラバッグに入れておきたいレンズ
ePHOTOzine が、オリンパスのハイグレードスナップレンズ M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 のレビューとサンプル画像を掲載しています。17mm F1.8 は、価格だけの事はある描画を実現していて、多くマイクロフォーサーズユーザーのカメラバックに入っていてもおかしくないレンズだと評価しています。
- F1.8と明るいレンズながらも非常にコンパクトで120gと軽量な単焦点レンズである
- 残念なのは、防塵防滴ではないところだろうか
- MSC (Movie and Still Compatible) 機構の恩恵で静止画も動画も非常に静かで高速なAFを実現している
- マニュアルフォーカスは絹のように滑らかで比較的簡単に焦点を合わせることが出来る
- F1.8開放ですでに中央部分はシャープで優れた描写
- F4まで絞り込むと周辺まで鋭いシャープでピークを迎える
- 色収差は、1px以下の範囲で極端なコントラストのあるシーンを除き多くの問題を引き起こすことはないだろう
- 開放時の周辺減光は、F1.8レンズとしては良くコントロールされていて、F4まで絞って撮影すれば均一に撮影可能だ
- 糸巻き型歪曲は、0.439%
- レンズにはZEROコーティングが施されてフレアに耐性があるのだが、加えてレンズフードが付属されていたらさらに素敵なレンズになっただろう
- F1.8というレンズの明るさが必要ないなら、パンケーキレンズ 17mm F2.8 を選択する手もある
- 価格だけの事はある描画性能で、多くのマイクロフォーサーズユーザーのカメラバックの中に収まっていても不思議でないレンズである
- 最適な大口径広角レンズをお探しのユーザーは、このレンズを選んでおけば、今後このようなレンズを探す必要はなくなる
スナップレンズとしては、すごく使い易そうな印象を与えてくれるレビューとなっていますね♪ 先日は、この17mm F1.8のブラックエディションの噂が流れたばかりで、何気にタイムリーなレビュー記事かと。このレビューはパナソニック G3でテストしていて、同じ規格だけど両社のカメラ内補正項目と効きが違うのでオリンパス機でテスト欲しいな~と思うことも。
12mm F2.0 譲りの「スナップショットフォーカス機構」も採用されていて、スナップの楽しみが増えそうだし、コンパクトかつ軽量で取り回しの良さも魅力のひとつではないでしょうか。