オリンパス ED 60mm F2.8 マクロは、マクロ撮影に興味があれば候補に挙げて良いレンズ
ePHOTOzine が、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro のレビューとサンプル画像を掲載しています。オリンパス 60mm F2.8 マクロは、小型軽量ボディで光学性能は素晴らしく価格に見合うマクロレンズだと評価しています。
- オリンパス 60mm F2.8 マクロは、35mm換算 120mmの望遠マクロレンズでMSC機構で高速かつ静粛なAFを実現している
- 35mmフルサイズマクロレンズやAPS-Cマクロレンズと比較するとこのマクロレンズは、185gと非常に軽量でコンパクトなレンズボディに仕上がっている
- このレンズは開放ですでにシャープで優れた解像度を提供している
- F5.6まで絞ればフレーム全体がシャープになる
- F8あたりでピークに達する (回折現象が出始めるもののまだまだ優れた描画)
- 色収差はよく制御されている
- 周辺減光はこのタイプのレンズとしては制御されていて、F2.8で1.02 stopsで、F4まで絞れば解消される
- 歪曲は信じられないほど低レベルで、テスト中に0.253%の樽型歪曲が検出されたのみ
- この歪みは、水平線がほぼ直線に感じるぐらい低い値なのだ
- 逆光で撮影に対してもゼロコーティングが施されておりフレア・ゴースト耐性があり、どのような露出条件でもコントラストを保ち続けるのだ
- ほんとに光学性能は素晴らしいし、小型軽量なレンズで取り(撮り)回しも良く、価格に見合うマクロレンズである
- マクロ撮影に興味のあるマイクロフォーサーズユーザは、このレンズを候補に挙げる必要がある
- 性能のわりに低価格だし、マクロ撮影以外にも焦点距離的にポートレート撮影にも代用できるレンズである
唯一のマイナスポイントとして、レンズフードが付属されていないところだけなので、やはりこの60mm F2.8の完成度の高さを感じさせるレビューとなっています。元記事の評価は、四星半のお勧めマークを得ているようです。
自分もこの60mm F2.8マクロ ユーザーですがネイチャーマクロ撮りや、街や海辺などでのスナップ撮りに重宝しています。今回のレビューにも書かれていますが、海辺で水平線を撮影しても歪みほとんど感じないんですよ~♪ (シビアに風景撮りしている訳ではないです。)
個人的な気になるところは焦点距離的にナイチャーマクロに焦点を当てたマクロレンズなので、ちょっとテーブルマクロ的な写真を撮ろうと思うと焦点距離が長すぎると感じるところでしょうか。この辺は割り切って、60mm F2.8 マクロを持ち出す時は、M.ZUIKO 12-50mm F3.5-6.3 か パナライカ 25mm F1.4 を一緒に持ち出すようにしています。