カシオ EXILIM EX-ZR800 の5軸手振れ補正はオリンパスが供給している
43 Rumors が、オリンパスがカシオに5軸手振れ補正機構を供給していることが明らかになったと掲載しています。オリンパスは、すでにソニーに5軸手振れ補正提供やレンズ共同開発など共有を始めていると噂されていますが、どうやらカシオに対しても供給が始まっているようです。
- オリンパスが、カシオに5軸手振れ補正機構の共有をはじめている
- カシオが発表した EXILIM EX-ZR800 には同じ5軸手振れ補正が搭載されている
- …が、動画撮影では動作はしない制限がある
- 数週間前に掲載したように今後のソニーのAマウント/Eマウント の新型カメラには、5軸手振れ補正機構が採用されている
- その見返りにオリンパスは、ソニーから新型高性能センサーを調達する予定である
例の大問題の影響でオリンパスの筆頭株主がソニーになり、医療部門以外にも映像部門でも相互協力していく展開になり、ソニーに5軸手振れ機構の提供や、レンズの共同開発など、オリンパスが積極的にソニー Eマウント/Aマウントカメラに関与してきてきるのは、これまで噂されてきました。
カシオにも5軸手振れ補正機構の提供がはじまっている記事になっていますが、このEXILIM EX-ZR800のスペックを見てみると、タイムラプス動画撮影機能も新搭載されていて、これもひょっとするとオリンパス PEN E-P5に搭載されているタイムプラス技術を使用している可能性もあるかもしないと個人的に感じました。
先日オリンパスは、「2014年3月期第1四半期決算情報」 を公開していて、この内訳を見てみると映像事業の営業損益は改善しているものの未だ赤字状態で、これを黒字に転換させるべく他社に供給できる技術は供給していく方向性なのではないでしょうか。