オリンパス OM-D E-M1 素敵なサンプル画像が続々とデジカメライフ

オリンパス OM-D E-M1 素敵なサンプル画像が続々と

2013.09.11

9月10日にオリンパス OM-D E-M1が発表されましたが、この正式発表を待っていたかのようにカメラ系サイトや写真家サイトから一気にサンプル画像やレビューが公開されつつあるので、その一部をピックアップしてみました。

まずはロビン・ウォン氏のレビューとサンプル画像記事。ロビンさんの新製品レビューは多くのオリンパスユーザーが楽しみにしていると思いますが、OM-D E-M1 レビュー第1弾が掲載されていて今回はE-M1のISO高感度耐性をテーマに構成されています。

現時点でオリンパス OM-D E-M1 は、フォーサーズ/マイクロフォーサーズ両規格のベストで、OM-D E-M5の弱点も解消している
ISO高感度耐性は明らかに進化していて、上記のイグアナの画像はISO6400である (ノイズリダクション Off)
決定的な違いは、ISO高感度時でもディテール豊かであるところ
ISO8000でカエルを撮影して100%等倍で見てもカエルの目は実にシャープなのだ
水族館でもOM-D E-M1と12-40mm F2.8で撮影してみたが、AFは非常に良好
夜景をISO感度別で撮り比べてみたが、ISO6400までは常用可能で、ISO12800もノイズリダクションと少しシャープネスを効かせれば、まだまだ常用可能だ

第2弾のレビューは、ロビンさんお得意のマクロ写真で解像度、トラッキング、C-AF、使い勝手などをテーマに掲載する予定のようです。ロビンさんは、先日オリンパスマレーシアの社員になって模様です。

写真家 Ming Thein氏のレビュー&サンプル画像記事。彼のレビューはちょっと辛口なのですが、サンプル画像も素敵だし、プロ写真家の視点でレビューするので、自分が気が付かなかった点とかも指摘していて好きなブログのひとつです。

シャワーを10分かけながら(水深1cm)撮影を続けても何も問題なく撮影が出来た
像面位相差AFは高速で、フォーサーズユーザーのための大きなボーナス
コントラストAFはE-M5よりわずかに高速になっていて、確実に動体も追尾する

他にもボディの造りやE-M5と比べて使い勝手、EVFや色味そして基本性能を吟味したレビューが掲載されています。

Ross Halfin Photography は、Facebookにオリンパス OM-D E-M1でエアロスミスのギタリストジョー・ペリーを撮影したポートレートを5点公開しています。

Pekka Potka は、ハンズオンプレビュー記事の中にサンプル画像を3枚掲載しています。

新センサーが何製かオリンパスは教えてくれなかったが、おそらくソニー製だろう
像面位相差AFは、フォーサーズボディよりもパフォーマンスは上がっている
コントラストAFは最高水準に達している
EVFの自動輝度調整機能は、これまでの不満を取り除いていて実に快適なファインダーに仕上がっている
ボタン周りもE-M5と比べると良い位置に配置されていて、グリップの有無は関係なくかなり改善されている

新機能を中心に機能別にプレビューされている記事になっていて、興味のある機能の箇所などをピックアップして読むと参考になる記事となっています。

Steve Huff Photo には、夜のストリートスナップを掲載していて、実際のISO感度耐性の効き具合や、ディテールの出方などが確認できるサンプル画像が確認できます。

すでに海外のカメラ情報系サイトでは続々ハンズオンレビュー記事が掲載さつつあり、上記の画像はePHOTOzineのオリンパス OM-D E-M1 ハンズオンレビュー記事内に掲載されているサンプル画像になります。

おそらく現時点で公開されているサンプル画像はまだ製品版一歩手前のテスト機と思われますから、実際の製品版はさらに洗練された画質になる可能性があります。今後も続々オリンパス OM-D E-M1のハンズオンレビュー記事やサンプル画像そしてレビュー記事が掲載されていくのではないでしょうか。今回はざっくりピックアップしてみました。