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オリンパスが「2014年3月期第2四半期決算情報」を公開 今年度後半OM-Dシリーズ拡充を示唆

オリンパスが「2014年3月期第2四半期決算情報」を公開しています。残念ながら映像事業は4期連続赤字に陥ったものの、ミラーレス機にリソース集中して下期は41万台を目指す中で、” 今年度後半 OM-Dシリーズでさらにシステムを拡充 " 新機種または後継機を示唆しています。

2014年3月期第2四半期決算情報
2014年3月期第2四半期決算情報
2014年3月期第2四半期決算情報
2014年3月期第2四半期決算情報

当初の予定では上期に営業事業は赤字を解消する予定でしたが、27億の赤字になり、製造開発・モニタリングはしっかり準備できたが、価格の下落そして販売体制の強化が遅れたことが原因と分析しているようです。

今後さらなる急速なミラーレスへのシフトを図っていくようで、評価の高いOM-Dシリーズの拡充を図ると質疑応答でも語ってます。公開されている資料にも ” 今年度後半 OM-Dシリーズでさらにシステムを拡充 " と書かれているので、下期にE-M5の後継機、もしくはOM-Dシリーズ新機種が登場してくるのではないでしょうか。

音声データも公開されているのですが、質疑応答でやはり来期に向けた「映像部門」の戦略についていろいろ突っ込まれている展開が伺えます。 " ニコンが下方修正したのに下期に41万台は可能なのか?" とか " 下期も赤字になった場合、来期はどうするのか? " とか色々質疑されています。あと " OM-D が評価されている中、勝負をかける時 " 的な経営陣の決意を感じる(?)コメントもされています。

音声データをすべて聞いたわけではないですが、市場の落ち込みと価格の下落がかなり厳しいような感じです。あと東洋経済オンラインにもこの決算に関する記事が掲載されています。