オリンパス映像部門 2014年3月期 目標未達だが営業損益が大幅改善
オリンパスが2014年3月期決算情報を公開していて、目標には達していないものの映像部門は営業損益を大幅改善していて、今後OM-Dシリーズを中心にプッシュし、コンパクトデジタルカメラの生産はさらに絞っていくようです。
売り上げ自体の減少で計画は未達ですが、営業損益が大幅に改善しつつあることが確認できます。医療分野に関しては好調に推移しているようです。
- OM-Dシリーズを中心にミラーレス機販売を拡大
- コンパクトデジタルカメラの生産をさらに縮小
- コスト削減の徹底化
今後の方針は以前の決算時に述べていた事と大きく変わらないようです。
かなりOM-D E-M10は戦略機のようで、中価格帯のミラーレス機市場の開拓と、2015年3月期にはミラーレス機の売上高40%増を計画しているようです。加えてコンパクトデジタルカメラの販売目標台数を271万台から100万台にまで大幅縮小するようで、今後コンパクトデジタルカメラ市場の縮小化はさらに進みそうな感じです。
オリンパスは、魅了的なPROレンズの展開も開始しましたし、E-M10だけで売上高40%増は難しいと思いますから、やはりOM-D E-M5 後継機などの新OM-Dシリーズの登場に期待してしまいます。このページの更新時にはまだ音声データが公開されていませんでしたが、音声データでより詳細が分かると思います。