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オリンパス PEN E-PL7 は、撮る楽しみをたくさん持っているカメラ

オリンパス・マレーシアの社員でありオリンパスの伝道師でもあるロビン・ウォン氏が、オリンパス PEN E-PL7のレビューとサンプル画像を掲載しています。E-PL7は、セルフィ/自分撮りが可能でSNSに最適化されたカメラだがE-M10譲りの描画で撮る楽しみをたくさん持っているカメラであると評価しています。

オリンパス PEN E-PL7 で撮影したサンプル画像
  • まずオリンパス PEN E-PL7は、前機種E-PL6/E-PL5と比べると、E-P5譲りのボディ品質の良さに気付く事だろう
  • OM-D E-M10とほぼ同じスペックで、E-M10で好評だった3軸手振れ補正機構もボディサイズを維持しながら採用されている
  • EVFが採用されていない代わりにこの機種は、セルフィ/自分撮りが可能なのだ!
  • 個人的に外観は、OM-Dシリーズよりも美しく感じるし、PEN E-P5よりもシンプルでエレガントで良く見える
  • 多くの写真家は自分撮りしないと思うが、今やセルフィ/自分撮りは芸能人をはじめ多くの人々に受け入れられている
  • ストリートで見知らぬ人々にこのセルフィ/自分撮りを試してもらったのだが、" すごく使い易い " との答えが返ってきた
  • 新アートフィルターも追加され、個人的に " ヴィンテージ " はお気に入りで、使っていてとても楽しいのだ
  • OM-D E-M10と同じセンサーと描画エンジンを採用していて、予想通りディテール豊かでシャープな描画を実現している
  • ホワイトバランスはほとんどのシーンで正確だし、ISO高感度耐性もIS6400でも文句の無い描画であるが、ISO高感度耐性は人によって許容範囲が違うのも確かである
  • オリンパス機はISO高感度番長ではないが、E-PL7とF1.8レンズの組み合わせなら幅広いシーンを撮りきる事ができる
  • AFは高速かつ正確で、露出の低いシーンでも問題なく焦点してくれる
  • E-PL7は小さなボディでグリップも無く、外付けグリップも用意されていないので、75mm F1.8や75-300mmなど大きなレンズを装着した時問題が起こる可能性があるのでそれも試してみたのだ
  • E-PL7はE-PL6/E-PL5よりも長時間撮影し易いように改良されていて、両レンズを数時間使い続けても何も問題が起きることはなかった
  • まあ外付けグリップを装着したOM-D E-M10と比べたら大きな差はあるけどね
  • E-PL7にはデュアルダイヤルが採用されていないが、カスタム可能なボタン類が用意されていて、個人的にそこのISO感度用のショートカットを登録して使用するのが好きである
  • E-PL7にも採用されている3軸手振れ補正機構は非常に効果的で、手持ち撮影で1/4秒で料理料理を撮影可能だったのだ
  • PEN E-PL7は撮る楽しみをたくさん持っているカメラで、セルフィ/自分撮りそして強力なWi-FiでSNSに最適化されたカメラと言える
  • スペック的にOM-D E-M10を引き継いだカメラでその点は進化はないのだが、それは決して悪いことではい

かなりざっくり抜き出すとこんな感じでしょうか。すでにこのレビューに加えて、もう少し新機能や新アートフィルターそしてISO高感度耐性に突っ込んだレビュー記事も掲載されていて、こちらも興味深い内容となっています。

ロビンさんがオリンパスの社員になりセミプロ的な活動になってから、レビューそのものがイチ写真愛好家の視点というより、かなり客観的なレビューになってきた気がします。以前、パナライカ 25mm と M.ZUIKO 25mmの比較レビューが荒れた事も影響しているのかもしれません。