オリンパスが、OM-D E-M1 シルバー、40-150mm PRO、新ファームウェアを海外発表
オリンパスが、フォトキナに向けて OM-D E-M1 シルバー、M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO、新ファームウェアアップデート Ver.2.0を海外で先行発表しています。
注目されるのは新ファームウェア Ver.2.0だと思いますが、オリンパス マレーシアの社員でありオリンパス伝道師でもあるロビン・ウォン氏のブログに主要箇所が掲載されていて…
- EVFのタイムラグが改善 … 0.029秒 → 0.016秒
- テザー撮影 (PCから操作可能に) … USB2.0経由でオリンパス キャプチャー ソフトウェアでほとんどすべての操作が可能
- キーストーン補正 (建築物などパースの歪みを補正) … Jpegのみ保存可能で、デジタル補正されるが、解像度は1600万画素のまま
- 新アートフィルター … ヴィンテージとパートカラー (すでにPEN E-PL7が採用済み)
- ライブコンポジット (OM-D E-M10が採用済み)
- 新フォトストーリー テンプレート
- 新シーンモード「流し撮り」(PEN E-PL7が採用済み)
- 新ムービーエフェクト「オールドフィルム」(PEN E-PL7が採用済み)
- Olympus O.I Share の改善/改良
EVFのタイムラグ、テザー撮影機能、キーストーン補正がOM-D E-M1独自の改良・改善ポイントで、残りの箇所はE-M1ブラックが発売されて以降、他新機種に追加されたモードがすべてE-M1に対応した感じでしょうか。あっ…そうえば、" 4K撮影 " に対応するしないと噂されていましたが今回のファームウェアには含まれていないようです。ひょっとすると今後のファームウェアで対応する可能性もあるのでしょうか。(※一部の噂では期待されています)
ちなみにGetOlympusに英語ですが新ファームウェアアップデート Ver.2.0の新機能8個、改善/改良16個の詳細が掲載されています。※SPECSのページに一覧が掲載されています。
- 焦点距離 : 40-150mm (35mm換算 80-300mm)
- F値 : F2.8
- 最短撮影距離 : 70cm
- レンズ構成 : 10群16枚
- フィルター径 : 72mm
- サイズ : 79.4 x 160.0 mm
- 質量 : 880g
このレンズを待ちわびていたマイクロフォーサーズ・ユーザーさんは多いかと♪ 12-40mm F2.8 PROの評判も良いですから、今回のM.Zuiko 40-150m F2.8 PROの光学性能にも期待がかかります。もちろんPROレンズですから防塵防滴仕様で、価格は海外で1500ドル前後のようです。
今後日本でも正式発表、そして国内外で様々なサンプル画像やオフィシャルのプロダクトムービーなどの登場が予想されるので、こちらも楽しみです。