オリンパスが、STYLUS 1sを発表 機能追加のリフレッシュ機
オリンパスが、プレミアムズームコンパクト機 STYLUS 1s を正式発表しました。前機種 STYLUS 1をベースに機能が追加されたリフレッシュ機の印象が強い仕上がりで、レンズやセンサーなど基本機能はそのままで、スモールAFターゲット、ステップズーム、フォーカスピーキング、焦点距離表示 機能などが追加されています。2014年11月中旬発売予定で、価格はオリンパスオンラインショップで70,200円となっています。
機能が追加された " スモールAFターゲット " と " ステップズーム " 機能はユーザーからの要望が強くそれを反映したようです。グリップやダイヤル類のデザインが変更されているので、見た目も重要ですが変更した事ににって使い勝手が向上しているかどうか気になるところです。
1.7インチセンサーに28mm-300mm F2.8 (35mm換算)は据え置きで、特にセンサーに関してはソニー RX100シリーズが搭載する1インチセンサーをオリンパスがいつ採用するのか?と注視しているユーザーさんも少なくないはず。
キヤノンもPowerShot G7 Xで1インチセンサーを搭載してきていますが、このSTYLUS 1sは高倍率ズームレンズを活かす為に1.7インチセンサーを搭載しているコンパクト機と言えるので、方向性がちょっと違うとも言えます。まあソニー RX10 や パナソニック FZ1000 など、1インチセンサーと高倍率ズームレンズを組み合わせたカメラは存在しますが、ボディ形状・サイズもコンセプトも全然違いますから、STYLUS 1sは出来るだけコンパクトで高画質を維持した高倍率ズームを実現したコンパクト機と言えるのかも。
EVFも内蔵しているし、今回 " フォーカスピーキング " と " ステップズーム " も新たに採用されているのでテレコンバージョンレンズ TCON-17Xを装着して35mm換算 510mmの焦点距離の撮影もサポートしてくれそうな予感です。
このクラスのコンパクト機は、OM-DやPENなどのマイクロフォーサーズ機譲りの機能が採用されているので、オフィシャルサイトを見てみると機能てんこ盛りでコンパクト機でサンニッパ(300mm F2.8)のコンセプトを理解していれば不足に感じない機種に仕上がっているかもしれません。