オリンパス 現行機は、ファームウェアで40Mハイレゾショット対応は不可能な模様
43 Rumorsが、 ロシアのKroupskiが掲載しているオリンパス・スタッフ インタビュー記事を掲載しています。OM-D E-M5 Mark IIが採用している「40Mハイレゾショット / マルチショット」は、ファームウェアアップデートだけで以前に発売された現行機種に対応させることは不可能なようです。
- ロシアのWebサイト Kroupskiが、オリンパス Michael Guthmann氏のインタビュー記事を掲載していて、以下が重要なポイントをピックアップしたものである
- ファームウェアアップデートだけで現行のカメラ・ラインアップに " 40Mハイレゾショット " を対応させることは不可能である
- オリンパス OM-D E-M5 Mark II には精度の上がった手振れ補正機構が採用されていて、手振れ補正機構自体が変更され、(40Mハイレゾショットに)最適化されている
- エントリークラス機にも " 40Mハイレゾショット " を採用するかどうかは決まっていない
- 4K動画撮影に対する要望は認識していてるが、OM-D E-M1 後継機に4Kを採用するかどうか保証はできない
- 現時点でオリンパスは、4Kに対応することによる絶対的な優位性を見出していない
- すでに市場には4K対応カメラ群が投入されていて、パナソニック、ソニー、サムスンが、4K TVコンテンツ向けに4Kカメラ開発に注力しているのだから
- オリンパスは、安価なフルサイズが登場してきている事には心配していない
- なぜならオリンパスは、カメラ+レンズのパフォーマンスとサイズが要だと考えているからである
OM-D E-M5 Mark II は、5軸手振れ補正やシャッターユニットなど新採用された箇所も多いので、さすがに以前に発売された現行機種に " 40Mハイレゾショット " を対応させる事は無理なようです。加えて動画周りもかなり強化されていますから実際のOM-D E-M5 Mark IIの使用感は、かなり向上してそうな予感。
でも OM-D E-M5 Mark IIにいくか、OM-D E-M1にいくか、迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。加えて OM-D E-M1 Mark II や 80周年記念モデルまで考えちゃうと身動き取れなくなりそうです。