オリンパスが、High Res Shot Raw File Photoshop Plug-in をリリース
発売が開始されたオリンパス OM-D E-M5 Mark IIには、「40Mハイレゾショット」が採用されていて、RAWファイルも対応しているのですが、純正現像ソフト Olympus Viewer より先にアドビ Photoshopに対応すべくプラグインソフト " High Res Shot Raw File Photoshop Plug-in " がリリースされました。加えて取扱説明書(PDFファイル)も公開されています。
- ファイル → 読み込み → High Res Shot Raw File Plug-in を選択
- ダイアログが表示され RAWファイル(ORF) を選択
- 専用ウィンドウ(ダイアログ)が開きパラメーターを調整しRAW現像
ちなみに調整可能な項目は…
- 露出補正
- ホワイトバランス
- コントラスト
- シャープネス
- 彩度
- カラー設定
- アスペクト情報を使用
- 全ファイルに適用
…となっています。調整し " すべて現像ボタン" もしくは " 現像ボタン " をクリックすると現像された画像がPhotoshopのウィンドウに表示されるようになっています。各項目の詳細は、取扱説明書(PDFファイル)に掲載されています。ちなみにハイレゾショット(マルチショット)していないRAWファイルはこのプラグインで現像できない仕様となっています。
対応OS / 対応Photoshopは…
- Windows 7 / 8 / 8.1 (64bit版)
- OS X 10.6~10.10
- Photoshop CS5 64bit版 以降 (32bit版は非対応)
- Photoshopに4GB以上のメモリの割り当てが必要
すでにこのプラグインを試してみたOM-D E-M5 Mark II オーナーさんもいらっしゃるのではないでしょうか。
現時点でこの「40Mハイレゾショット」は三脚使用が前提で、ブツ撮りや風景撮りに向いていると言われています。スタジオなどでテザー撮影を可能にする「OLYMPUS Capture」を使用すれば、撮影しそのままこのプラグインを使用して画像を確認そして現像が可能になりワークフローをサポートしてくれそうな予感です。