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オリンパス OM-D E-M10 II は、E-M1/E-M5 II と同等の画像品質

オリンパス・マレーシアの社員でありオリンパス伝道師であるロビン・ウォン氏が、オリンパス OM-D E-M10 Mark II のレビューとサンプル画像を掲載しています。ミドルクラスのデジタル一眼レフやミラーレス機を探しているのであれば、このOM-D E-M10 Mark II は、候補に入れるべきカメラであると評価しています。

オリンパス OM-D E-M10 Mark II で撮影したサンプル画像
  • 単刀直入に言って、クリーンでシンプルな新デザインを気に入っていて、どちらかを選ぶのであれば、個人的にシルバーを選ぶと思う
  • 様々な条件下で撮影してみたが、OM-D E-M10 Mark IIは、E-M5 Mark II / E-M1 と同等の画像品質を実現していると言って良い
  • E-M5 Mark II と比べると目立った画質改善は見当たらない
  • この1600万画素センサーは古くなってきているのは事実だが、パナソニック GX8に搭載されている新型(2000万画素)センサーが、良いパフォーマンスを発揮してくれる期待感があり、個人的に E-M1 後継機やPEN E-P5 後継機にこのようなセンサーが搭載される事を期待してしまう
  • 1600万画素センサーは古くなってきているかもしれないが、まだ必要充分な画像品質を提供していて、豊かなディテール、美しい色味、良好なコントラスト見て思わず微笑んでしまったのだ
  • 使い勝手が、初代 OM-D E-M10 よりかなり向上していて、外付けグリップを付け忘れちゃうぐらいなのだ
  • 全OM-Dシリーズ上、OM-D E-M1の次に、E-M5 Mark II と並んでこの E-M10 Mark II は人間工学的に使い勝手が良い
  • 撮影の80%はEVFを使用したが、快適で非常に有用
  • " OVFシミュレーション " は、マクロ撮影時に積極的に使用し、この機能はショートカットボタンに割り当て可能である
  • 3軸から5軸手振れ補正にアップグレードされていて、スペック上の効果はE-M1やE-M5 Mark IIと差があるかもしれないが、実際使用してみたところ差は感じられない
  • 5軸手振れ補正はE-M5 Mark IIと同じように動画撮影においても効果的
  • AFは高速ですべての撮影において問題になることはなかった
  • キットレンズ 14-42mm EZ パンケーキズームレンズは、薄く小型軽量なレンズで E-M10 Mark II と相性バッチリで、画像品質も満足できるレベルで汎用性が高く有用なレンズ
  • ISO高感度耐性はISO6400まで使える感じで、ISO3200まで快適に撮影し、必要であれば迷わずISO6400に設定して撮影を行った
  • ISO高感度耐性は、OM-D E-M5 Mark II にかなり似ている
  • バッテリーライフは悪く、初代E-M10よりも持たない
  • 有機EL EVFは、不自然な色に見える時があって、EM-1/E-M5 Mark II の液晶 EVFの方が好みである
  • メカニカルシャッターの上限が1/4000秒で1/8000秒ではない、電子シャッターを使えば1/16000秒なのだが
  • 古いセンサーを搭載するのは今回が最後であればと思っていて、現時点の基準ではまだ有用な画像品質なのだが、満足できなくなってくる人も出てくるのも分かる

かなりざっくり抜き出してみました。非常に長いレビュー記事でサンプル画像も多く掲載されていて、興味にある方や、すでに購入を考えている方にかなり参考になるレビュー記事といえるのではないでしょうか。

ISO高感度耐性 比較画像も掲載されていて、キットレンズ以外にも 45mm F1.8、40-150mm F4.0-5.6 R、60mm F2.8 マクロ、25mm F1.8 を使用し、日中/夜間ストリートスナップ、テーブルフォト(料理)、室内写真、ライヴ写真など様々なシーンを撮影しています。