オリンパス OM-D E-M10 Mark II は、OM-Dシリーズの良い所引き継いだMFT機
ePHOTOzineが、オリンパス マイクロフォーサーズ OM-Dシリーズ エントリー機にあたる OM-D E-M10 Mark II のレビューとサンプル画像を掲載しています。OM-Dシリーズの良いところ引継ぎ、防塵防滴仕様ではないものの、新機能を搭載、EVFや手振れ補正機構そしてダイヤル周りなどを強化しながらも小型軽量に仕上がっているミラーレス機であると評価しています。
OM-D E-M10 Mark IIの長所は…
- フルメタルボディ
- 2年間の製品保証(英国において)
- 高解像なEVF
- 優れたデザインとハンドリングの向上
- 動画においてすべての範囲のフレームレートに対応
- 静止画にも動画にも効果のある5軸手振れ補正機構
- 2軸電子水準器
- ライブタイム/ライブコンポジット機能
- 高速連写 8.2コマ/秒 ※オフィシャルでは8.5コマ/秒
- コンパクトなパンケーキズームレンズ (キットレンズ)
- 優れたJpeg品質
OM-D E-M10 Mark IIの短所は…
- デフォルト設定で使用するとバッテリーライフの消耗が早い
- メニュー周りはもっと改善可能かも
- オートパノラマ合成モードがない
- パンケーキズームレンズの光学性能は少し期待外れ
5つ星満点で " エディターズ・チョイス" に選出されています。OM-Dシリーズの優れた画質を実現しウルトラスタイリッシュボディなど良いところを引き継いだ点を選出理由に挙げています。
OM-D E-M10 Mark II は5軸手振れ補正や4K対応タイムラプスムービーそしてAFターゲットパッド、ダイヤル類、236万ドット EVFなどを新採用した事にも触れていて、防塵防滴仕様ではないものの、E-M1/E-M5 Mark IIよりも小型軽量化を実現しているところも評価しています。
キットレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ はサイズ的なバランスの良さは評価していますが、より高画質な画像を求めるならば単焦点レンズの購入を勧めています。JPEG画像の良さを評価していて、色味ならびにISO高感度耐性も良好なようです。
初代OM-D E-M5 ユーザーに対して、OM-D E-M10 Mark II は防塵防滴仕様ではないものの、E-M5と比べてEVFは大きいし、Wi-Fiも採用されているし、(E-M5にはない)様々な機能も追加されているので良い乗り換え機種になり得るとコメントしています。
ISO高感度耐性は、限りなく低ノイズで豊富なディテールを求めるならばISO100(LOW)~ISO800の使用を勧めていて、ノイズが増加しディテールが飽和し始めるがISO1800~ISO3200も良好な結果で、ISO12800以降の使用は勧めていません。OM-D E-M5 Mark II と同等もしくはわずかにノイズ耐性は向上しているそうです。