オリンパスと東京工業大学が、カラーと近赤外線画像が同時撮影可能なセンサーを共同開発
東京工業大学が、オリンパスとカラー画像と近赤外線画像が同時撮影可能なイメージングシステムのプロトタイプを開発したと発表しました。次世代画像センシングに向けオリンパスと共同開発したイメージングシステムの模様です。
- 可視光と近赤外光を同時に撮像可能な撮像素子の開発
- 撮像データをリアルタイムで処理する画像処理システムの開発
- カラー画像と近赤外線画像を同時に撮影可能なプロトタイプシステムの開発
Image Sensors Worldと43 Rumorsの記事でこの件を知ったのですが、以前からオリンパスは " 可視光と赤外光の観察像を同時に撮影するCMOSイメージセンサー " を研究開発していて、以前は内視鏡など医療分野の要素が強い印象でしたが、今回のプレスリリースを見ると「開発システムは、次世代の画像センシング技術として、リモートセンシング、セキュリティ、ロボティクス、農業、医療等の幅広い分野への発展が期待される。」と幅広い用途の可能性に触れています。
自分は技術系の事はあまり良く分かりませんがプレスリリースに詳細が掲載されていて、今後実用化に向けてシステム設計やカメラモジュールの開発を行う予定のようです。