オリンパスが、OM-D E-M1 Mark II搭載センサーは、PEN-Fと同じではないとコメント
先日オリンパスが、フラッグシップ機 OM-D E-M1 Mark IIを発表し、この機種には2000万画素新Live MOSセンサーが搭載されています。Photography BlogやAmateur Photographerがオリンパス カタオカ・セツヤ氏インタビュー記事を掲載していて、その中で " OM-D E-M1 Mark II 搭載センサーは、PEN-Fと同じではない " とコメントしています。
- オリンパス OM-D E-M1 Mark IIの設計・開発は日本で行われ、生産はベトナムになる
- 25mm F1.2 PROは日本で生産され、12-100mm F4 PROは中国で生産される
- OM-D E-M1 Mark IIは、センサーとプロセッサーは2011年2月から、ボディは2013年から開発が行われ、全体的な設計は1年前に終了しており、これまで微調整が行われていた
- OM-D E-M1 Mark IIのターゲットは、まずはプロ写真家、そしてハイエンドアマチュアと写真愛好家である
- 搭載センサーは、PEN-Fと同じではなく、オリンパスがこれまで使用した事のない新型センサーで、読み出し速度は2倍を誇り、像面位相差も採用している
- オリンパス最高画質で、ダイナミックレンジが優れていて、ノイズ耐性も良好
- AFスピードやフォーカス精度は、飛躍的に向上している
- 6.5段分効果がある5軸シンクロ手ぶれ補正は、300mm PROと12-100mm PROで対応しているが、すべてのレンズに対応している訳ではない
- レンズ内手ブレ補正機構がないレンズでもボディ内手ブレ補正機構で5段もしくは5.5段分くらいの効果はある
- オリンパスの5軸シンクロ手ぶれ補正とパナソニックのDual ISは使用しているアルゴリズムが違うので互換性はない ※Amateur Photographerより
- ローリングシャッター現象は、E-M1の半分に抑えられている
- オリンパスは基本方針として静止画に注力し続けたいと思っているが、動画も含めて顧客の要求に応えたいと思っている
- 50Mハイレゾショットは現時点では三脚が必要
- 公開はしていないが、社内ではレンズロードマップは存在している
- 大型センサー搭載カメラの質問 : 口が裂けても言えない、でも現時点でその予定はない
ざっくり抜き出すとこんな感じでしょうか。Photography Blogは概要をふまえたインタビュー記事で、Amateur Photographerはもう少しスペックに踏み込んだインタビュー記事の印象です。