オリンパス OM-D E-M1 Mark II vs 富士フイルム X-T2 4K比較動画が登場
Mirror Lessonsが、オリンパス OM-D E-M1 Mark II vs 富士フイルム X-T2 4K動画性能比較動画「Olympus OM-D E-M1 II vs Fujifilm X-T2 - 4K Comparison」をYou Tubeに公開しました。前半はカラーモード中心、後半は手ぶれ補正・ローリングシャッター・AF追従性能・ISO感度耐性を比較しています。
オリンパス OM-D E-M1 Mark IIは2000万画素Live MOS センサーセンサーを搭載し、富士フイルム X-T2は2400万画素X-Trans CMOSセンサーを搭載しています。前半はカラーモードを中心に比較していますが、この辺はメーカーの思想(文化)の違いが出ている印象。
OM-D E-M1 Mark IIはシネマ4Kに対応し、富士フイルム X-T2はLogガンマ「F-Log」が用意され外部レコーダーには非圧縮映像が記録可能でそれぞれ特長的な箇所も。※ちなみにオリンパスは、cinema5Dのインタビューで " Logモードの要求があれば、将来のファームウエアのアップグレードで追加するといったことも検討したいと思います。" と語っています。
激しく左右にパンをしてローリングシャッター現象を比較しているのですが、OM-D E-M1 Mark IIの方がより制御されている事が分かります。cinema5DやePHOTOzineもOM-D E-M1 Mark IIが、ローリングシャッターを制御している事に対して評価しています。
反対にAF追従性能に関しては富士フイルム X-T2の圧勝に終わっています。女性がこちらに走って来るシーンを撮影しているのですが、OM-D E-M1 Mark IIは完全にフォーカスを見失い、女性が立ち止まってようやくAFが焦点する事が確認できます。
個人的にこの " ローリングシャッター " と " 追尾AF " 比較が印象的でした。今後パナソニック GH5が登場しますが、今後様々な比較動画が登場するかもしれません。