DxOMarkが、オリンパス OM-D E-M1 Mark II センサースコアを公開
DxOMarkが、オリンパスのマイクロフォーサーズ フラッグシップ機 OM-D E-M1 Mark II センサースコアとレビューを掲載しました。DxOMarkデータベース上マイクロフォーサーズ機で初めて総合スコア " 80ポイント " に達した模様。
- 総合スコア : 80ポイント
- 色深度 : 23.7bits
- ダイナミックレンジ : 12.8Evs
- ISO高感度耐性 : 1312ISO
総合スコア " 80ポイント " でDxOMarkデータベース上ベストパフォーマンスなマイクロフォーサーズセンサーである事を明らかにし、これまでマイクロフォーサーズ ベストスコアであったパナソニック GX8 " 総合スコア : 75ポイント " よりも5ポイント上回っているとコメントしています。
この2000万画素4/3型Live MOSセンサーは新開発センサーで、ノイズが少なく、ダイナミックレンジが広く、すべてのISO感度で色差(微妙な色の違い)が向上していて、これが数値を引き上げている模様。
ニコン DX機 D500 と FX機 D750 とも比較していて、スコア的にOM-D E-M1 Mark IIは、より大きなセンサーを搭載する能力の高いカメラと張り合っていると評価しています。この2機種は価格的にOM-D E-M1 Mark IIと近いのでピックアップした模様。さすがにフルサイズ機とは差を感じますが、マイクロフォーサーズセンサーとしてAPS-Cセンサーに迫るスコアであるように感じます。元記事にグラフが掲載されていて、SNR比と色感度(color sensitivity)に関してはD500と良い勝負している事が分かります。
最終的に魅力的なカメラであると評価していますが、これまでマイクロフォーサーズ機は購入し易い価格設定だっただけに、日本でも価格が20万円を超えてきた新しい価格設定に関する指摘も忘れていません。