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オリンパス 12-100mm F4 PROは、2年前では実現できなかったレンズ

Imaging Resourceが、CP+ 2017 オリンパス 小川社長と寺田利之氏 インタビュー記事を掲載しました。OM-D E-M1 Mark IIを中心に構成したインタビュー記事で、その中で寺田氏が、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROは、2年前の設計・工学/製造技術では実現できなかったレンズである事を明かしています。

今後のレンズロードマップに関したやり取りの中のコメントで、2年前の技術と比べると飛躍的に技術が進歩した事が伺える内容となっており「一度このような設計・工学/製造技術が得られれば、どのようなレンズでも素晴らしいパフォーマンスを提供できる。」「あなたが心に描く(超)望遠域から広角域まで、そして大口径単焦点レンズまでも。」と今後同様の技術を採用したレンズの登場が期待できる内容となっています。

OM-D E-M1 Mark IIはフォトキナ 2016で開発発表されましたが、本来なら同時期に発売する予定だった事を小川社長が明らかにし、地震の影響で12月に販売を延期せざるを得なったそうです。現時点で品不足状態の地域もあり来月には解消する見込みとのこと。

OM-D E-M1 Mark IIの購入層・購入動向の話やプロサービスの話が展開し、OM-D E-M1 Mark II の技術的な基本性能をがっつり語った内容となっています。OM-D E-M1 Mark IIのプロセッサは " 8コア (クアッドコアx2) " の模様。将来的なカメラ画像・映像処理能力の話にも触れ寺田氏は " 今後5年でシステム全体の処理能力は4倍になるはず " と個人的な見解も語っています。

あとT(Tough)シリーズの1インチセンサー搭載の可能性は明言を避けた模様。後継機は予定しているもののタフシリーズのコンセプトが最優先で、1インチセンサー搭載の可能性は低そうな印象です。