オリンパス 45mm F1.2 PRO 素晴らしい光学性能で所有する喜びがある大口径中望遠レンズ
ePHOTOzineが、オリンパスの大口径中望遠レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO レビューとサンプル画像を掲載しました。卓越したシャープネスを実現し、色収差はかなり制御し、歪曲はゼロと言って良いレベルで、美しいボケ味も実現した素晴らしい光学性能で所有する喜びがある大口径中望遠レンズと評価しています。
M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROの長所は…
- 卓越したシャープネス
- 非常に低いレベルに制御された色収差(CA)
- 歪曲なし
- 高速で明るいF1.2レンズ
- 高速かつ静音AF
- 美しいボケ味
M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROの短所は…
- 価格設定が高い
4.5星を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出されています。卓越したパフォーマンスを発揮する美しく明るい中望遠レンズであると選出理由を挙げています。
レンズ自体のクオリティを考えれば納得できる価格ではあるが、やや高めかもしれないと価格設定に対する印象を掲載。光学性能は素晴らしいレンズである事は間違いなく、所有する喜びがあるレンズであると評価しています。
35mm換算 90mm相当のレンズで、ポートレート・風景写真・焦点距離短めのスポーツ写真・詳細な建築写真など大変に役立つレンズで、(歪曲がなく色収差もかなり低い)完璧な描画なので建築撮影をはじめポートレート撮影においてもポテンシャルがあるレンズであると結論付けています。レンズ資金があるユーザーや仕事で使用するユーザーにとって、(購入するかどうか)容易に決断できると勧めている文言も確認できます。
MTFチャートを掲載していて…
- 中央部 … F1.2で素晴らしく、F2~F4が卓越し、F5.6~F8が素晴らしく、F11~F16まで非常に良好
- 周辺部 … F1.2~F8まで素晴らしく、F11~F16は非常に良好
全体的に非常にシャープであると判断していて、MTFチャートを見てみるとF2~F5.6あたりがピークに感じる結果となっています。色収差(CA)チャートも掲載し、特に中央部はかなり低く、中央部は実質色収差は無いと判断して良いレベルの模様。周辺部はF2が一番高い数値ですが1pxを切っているものの、明るい空を背景に枝のような被写体を撮影するとフリンジが見受けられる時があるそうです。
歪曲は " -0.01% " とゼロに近い値で、フレア耐性もかなり高い評価をしています。フレアが誘発されるシーンでも全体的にコントラストがわずがに低下するのみでフレアが出る事はないと言い切っています。