オリンパス PEN E-PL9 現時点で一番完成度の高いPENシリーズ
ePHOTOzineが、オリンパス PEN E-PL9 レビューとサンプル画像を掲載しました。前機種 PEN E-PL8の不満点をほとんど解消し、高画質で優れた色再現性を実現、ユーザーインターフェースも一部改善し、さらに完成度の高いPENカメラに仕上がっていると評価しています。
PEN E-PL9の長所は…
- スタイリッシュなカラーバリエーション
- ポップアップ・フラッシュを内蔵
- 4K動画に対応
- 素晴らしいノイズ耐性
- ボディ内手ブレ補正機構 (3軸で3.5段分効果)
- 改善されたユーザー・インターフェース
PEN E-PL9の短所は…
- メインメニュー・システムは改善できるのではなないだろうか
- OM-D E-M10 IIIの5軸手振れ補正機構は採用されていない
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出されています。オリンパス PEN E-PL9は、素晴らしい画像品質と豊富で有用な写真機能を実現しているポイントを選出理由に挙げています。
PEN E-PL9は、他のオリンパスのマイクロフォーサーズ機と同じく高画質・優れた色再現性・素晴らしいJpeg撮って出し品質を実現していると仕上がり具合を評価。ISO高感度耐性も評価しつつも、一部のAPS-Cセンサー搭載カメラには及ばない模様。
フラッシュも内蔵し、現時点でこれまでのPENシリーズより完成度の高いカメラであると高評価。4K映像もパナソニックと競合するレベルで、3軸手振れ補正機構の恩恵でほとんどのエントリークラスミラーレス機よりも優れた映像とのこと。
あと直接的な競合機は、EVFを内蔵したOM-D E-M10 Mark III、GX7 Mark II (海外名 GX80 GX85)、ソニー α6000になる模様。
ユーザーインターフェイスの改善は評価しつつも(以前からオリンパスカメラのメニュー周りはあまり評判は良くなく)、 さらなる改善を提案。フラッシュを内蔵し、自動パノラマモード、新しい使い易いモードを採用し、PEN E-PL8の不満点をほとんど解消していると結論付けています。ミラーレス市場において、充実したレンズラインアップも強みである事が伺えます。
ISO高感度耐性は…
- ISO3200やISO6400まで良好なノイズパフォーマンスを発揮
- ISO12800 … 彩度はまだ良好だが必要に応じてこの感度は使わない方が良い
- ISO25600 … ディテールが飽和しソフト描写になるので避けた方が良いが、彩度は驚くほど維持している
…と判断しています。前機種 PEN E-PL8と比べるとISO3200とISO6400の時の品質が向上し、より鮮明な画像で彩度も良好とのこと。OM-D E-M10 Mark IIIと同じようなISO感度耐性のようです。