OM-D E-M5 Mark III サンプル画像・ロビン氏レビュー・シャッター音動画が続々と
オリンパス OM-D E-M5 Mark III が正式発表され、海外ではサンプル画像・レビュー記事・連写シャッター音動画などが続々と登場しつつあります。
OM-D E-M5 Mark III サンプル画像
Photography Blog、dpreview、Imaging Resource (サンプル画像・ラボ画像)などが、すでにサンプル画像を公開しています。ちなみに「オリンパス OM-D E-M5 Mark III」は、「OM-D E-M1 Mark II」と同じイメージセンサーと描画エンジンを搭載し、ミニE-M1的な機種に仕上がっています。
OM-D E-M5 Mark III レビュー記事
オリンパスと言えばロビン氏のレビュー記事は外せないところ。オリンパスマレーシアから依頼されたものではなくロビン氏が思ったことをそのまま書いたとしていますが、現在アンバサダーを務めているので、それを考慮して読む必要はありますが、ストリートスナップにおいて評価は高い印象。評価機を返却後、実際に「OM-D E-M5 Mark III」の購入を考えているようです。2週間使用したレビューとなります。
「OM-D E-M5 Mark II」と比べるとボタン類は少なくっているものの、シャッターボタンやコマンドダイヤルの位置は良好で、グリップ部分も改善もされており特に親指グリップを評価し、操作性は良好な模様。あと望遠PROレンズ使用時は、外付けグリップ ECG-5の使用を勧めています。
ロビン氏と言えば昆虫マクロ写真が有名です。片手にカメラ、片手にフラッシュを持つ撮影スタイルで、このスタイルの高倍率マクロ撮影は簡単ではないとしながらも、前機種より60g軽量な「OM-D E-M5 Mark III」は快適に使用出来た体験談も掲載。あと「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」との組み合わせの撮影は最高に楽しいとのこと。
画像に関しては、何も新しいモノはなく「OM-D E-M1X」「OM-D E-M1X」とまったく同じであると判断しています。画質のアップデートや改善を期待していた人はいると思うが、厳しい条件で撮影してみてもダイナミックレンジが足りなく思ったり、ISO感度耐性に不満を感じる事はなかったと語っています。Jpegに関して、わずかに改善しているように感じているようです。
EVFはスペック的(サイズと解像度)に特質すべき所はありませんが、実際使用してみる反応が良くラグ・フリーでテニスの試合の撮影でも使い易かったそうです。300mm F4 PROとの組み合わせで、C-AFで試合を撮影し高いヒット率であった結果も掲載。
ISO感度耐性において夜ストリートスナップを敢行し、ISO3200まで自信を持って撮影可能で、必要に応じてISO6400まで引き上げる事に躊躇する事はないとコメント。低照度時のAFも基本的に問題はない模様。
バッテリーライフに関して軽く指摘しているものの、全体的に「OM-D E-M5 Mark III」は誰もが気に入るカメラであると思うと語り、プラスチックボディも実際使用してみると軽く、持ち易く使い易いので正当化できるとフォロー。マイナーは不満点はあるものの、大きなネガティヴ・ポイントは無いと最初のレビュー記事を締めています。
OM-D E-M5 Mark III 高速連写 シャッター音動画
ちょっとバッファが足り無さそうに感じる連写シャッター音動画となっています。この動画を見る限りスポーツ写真メインでバリバリ連写を活用する方は「OM-D E-M1 Mark II」「OM-D E-M1X」の方が良いのかなと感じてしまいました。スペックシート上「OM-D E-M5 Mark III」のコマ数は、連写H10fps : RAW約150コマ JPEG LF カード容量一杯までとなっています。この辺は設定などで変わってくるので、実際に店頭で試した方が良いかもしれません。
OM-D E-M5 Mark III 叱咤激励
無理して注目点をあげるとすれば、E-M5 MkIIIはEVFのアイポイント長が27mmと長いこと(他の機種はほとんどが21mm)と電子シャッター内蔵。E-PL10のほうは電子シャッターを新しく内蔵させたことぐらい。
— 田中希美男 (@thisistanaka) October 17, 2019
OLYMPUSは、というよりもマイクロフォーサーズは、技術的に天井につっかえてしまったのかな。
E-M5 Mk3を、E-M1 Mk2やE-M1Xの「サブカメラ」として、と考えてる人がいるかもしれませんがおすすめしません。操作感などテイストがぜんぜん違うカメラですから混乱するだけ。
— 田中希美男 (@thisistanaka) October 17, 2019
E-M5 Mk3のサブカメラはE-M5 Mk3です。E-M5 Mk3とE-M5 Mk2とも、一緒には使いにくそうです。
写真家 田中希美男氏が、叱咤激励ツイートを掲載。あとYouTube上で海外 OM-D E-M5 Mark III ハンズオンレビュー動画が、続々と登場しつつあります。