オリンパス OM-D E-M1 Mark III は、新機能が魅力的な説得力のあるカメラ
ePHOTOzineが、オリンパス OM-D E-M1 Mark III レビューとサンプル画像を掲載しました。「OM-D E-M1 Mark III」は「Mark II」と比べてライブNDや星空AFなど興味深く魅力的な機能を搭載し、AF性能や操作性も改善しており説得力のある旅行カメラに仕上がっていると評価しています。
OM-D E-M1 Mark IIIの長所
- ライブNDや星空AFなど革新的な新機能を搭載
- 素晴らしいボディ内手ブレ補正機構
- 新しいISO/露出補正ボタン
- USB給電・充電に対応
- 高速連写60コマ/秒 ※AF/AE固定
- 手持ちハイレゾショットで5000万画素、三脚モードで8000万画素
- 顔優先/瞳優先AFの向上
OM-D E-M1 Mark IIIの短所
- もっと画素数が必要なユーザーもいる
- ISO感度耐性は、より大型で裏面照射型(BSI)に対応したセンサーと比べると差が出てくる
- さらなるメニューシステムの改善を
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出してます。高速連写撮影をはじめ、革新的な機能を搭載する事により、説得力のある旅行カメラに仕上がっているポイントを選出理由に挙げています。
元々素晴らしい製品である「OM-D E-M1 Mark II」をさらに改良したカメラであると説明。ただし2000万画素は人によっては少ないと感じる事を指摘しつつ、比較的コンパクトサイズのカメラで、防塵防滴耐低温仕様、ライブNDなどの革新的な機能、ボディ内手ブレ補正機構などを搭載し素晴らしい旅行カメラに仕上がっていると解説。気軽に散歩や旅行に持って行けるところをアピールしています。
ボディ内手ブレ補正機構の性能の高さも評価し、重い三脚を持ち運ぶ必要はなく、(ライブND機能を搭載したため)様々なフィルター類の出番が減る事によって、三脚が必須なカメラと比べると断然旅行に適していると特長を挙げています。
冒頭で搭載センサーの画素数を指摘したもののハイレゾショットで5000万画素/8000万画素相当の画像を撮影可能である事に触れています。AFは高速で顔優先/瞳優先AFも向上し、ストリートスナップ、家族写真、ポートレートなど様々な用途に対応しており、顔優先/瞳優先AFが高速化している事に感心したとコメント。
あとISO感度耐性に関しては、より大型で裏面照射型(BSI)に対応したイメージセンサーと比べると、小型なマイクロフォーサーズセンサーは分が悪い事も指摘。特にISO3200以降は差が出てくる模様。それをカバーするにはF値が明るいレンズが必要になるとのこと。
「Mark II」ユーザーとって「OM-D E-M1 Mark III」にアップグレードする大義名分は無いかもしれないが、ライブND、星空AFなど新たに採用した新機能や手持ちハイレゾショットは印象的であると評価。加えてISOボタンやジョイスティックを採用する事により操作性も改善し、40万回高耐久シャッターユニットも搭載しそれが安心感に繋がる事にも触れています。
Cinema4K 24p、4K UHD 24/25/30p、そしてOM-Log400に対応している事にも触れていますが、動画機能に関しては深く解説していません。
現在購入可能なデジタル一眼レフ(DSLR)やAPS-Cカメラと比べてより小型なカメラを欲しているなら「OM-D E-M1 Mark III」は興味深く魅力的な機能の数々を搭載し、素晴らしい画像品質を実現しているだけでなく、充実したマイクロフォーサーズレンズ群が用意されていると結論付けています。