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オリンパス 100-400mm 最初のリーク画像と一部仕様情報(噂)

Photo Rumorsが、オリンパス「OM-D E-M10 Mark IV」と共に8月発表が期待されている超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」製品画像2枚を掲載しました。加えて公式もしくはオンラインサイトのものと思われる製品解説も掲載。

オリンパス 100-400mm

M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 基本スペック

  • 撮影最短距離 : 130cm
  • フィルター径 : 72mm
  • サイズ : 86.4mm x 205.7mm
  • 質量 : 1120g (三脚座含まず)

ちなみにフィルター径 72mmは、望遠ズームPROレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」と同じなのでNDフィルターやPLフィルターなどのフィルターレンズを新たに購入する事なく使い回せる模様。

M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 解説

光学系 : EDレンズ4枚を採用する事に色のにじみを制御し、2枚のスーパーHRレンズと2枚のHRレンズによりズーム全域 周辺まで明るくクリアな画像品質を実現。ZEROコーティングによ逆光シーンでもゴースト・フレアを低減。

スーパーHRレンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」が採用している " E-HRレンズ " と同じレンズの事を指しているのかどうか気になるところ。コーティングも差別化が付けられているようで解説文を見る限り「Z Coating Nano」ではなく従来型の「ZEROコーディング」を採用しています。

駆動系 : リアフォーカスシステムを採用し軽量なフォーカスレンズを駆動させる事により高速・高精度AFを実現。「フォーカスクラッチ」と「フォーカスリミッター」も搭載。レンズ内手ブレ補正機構(IS)も搭載し3段分効果を実現し手持ち超望遠撮影が可能に。

リーク画像を見てみるとファーカスリミッターは全域・遠・近距離の切り替えが可能で、加えてフォーカスクラッチ機能を搭載しているようで普通フォーカスリングを前後に動かす事でAF/MF切り替える仕様ですが、この100-400mmはどのような仕様になっているのでしょうか。

手ブレ補正効果は3段分効果ですが、強力なボディ内手ブレ補正機構(IBIS)を搭載する「OM-D E-M1シリーズ」などを組み合わせることでシンクロ手ブレ補正により、さらに安定した手持ち撮影が出来るのではないでしょうか。ちなみにオリンパスのシンクロ手ブレ補正とパナソニックのDual I.S.の互換性はありません。

ボディ周り : 鏡胴は徹底的にシーリングを施し、PROシリーズと同等の防塵防滴耐低温仕様。どのような撮影条件でも安心して撮影可能。

PROレンズではないですが超望遠ズームレンズだけに様々なフィールドに対応すべく防塵防滴低低温仕様はPROレンズと同等レベルとなっている事が伺えます。

今のところ「OM-D E-M10 Mark IV」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」の発表は8月第1週発表が期待され、決算発表は8月5日(火)を予定。新製品発表だけでなく映像事業売却 分社化 新会社設立に向けた進捗状況が分かるかもしれません。