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オリンパス OM-D E-M10 Mark IV 国内発表 国内ではパパママカメラ戦略

オリンパスが海外先行発表していたOM-Dライン エントリークラス MFT機「OM-D E-M10 Mark IV」を国内発表しました。前機種と同様に国内ではパパママカメラ戦略である事が伺えます。発売予定は、2020年9月18日(金)とのこと。

ついに「OM-D E-M10」にも2000万画素センサーを搭載。質量はさらに軽くなり 410g → 383g (バッテリー、メモリーカード含む)を実現し、サイズは数ミリ大きくなったぐらいで小型ボディを維持しています。5軸手振れ補正も 4.0段分効果 → 4.5段分効果 に改善し順当進化といった感じでしょうか。

静止画だけでなく動画撮影の頻度も高くなってきていると思いますが、スペック的には 4K30p 102Mbps MOV(MPEG-4AVC / H.264)と前機種と変わらず。記録時間制限は約29分とのこと。オリンパス機での売りの1つであるアートフィルターも16種類を搭載しています。ソニーのイメージが強いですが瞳AFの元祖はオリンパスです。

上位機種である「OM-D E-M5 Mark III」との大きな違いは、チルト式モニタを採用し気軽にセルフィ可能なところでしょうか。ただし「OM-D E-M5 Mark III」の方が手ブレ補正効果は高く5.5段分効果を実現しており、ボディ自体も防塵防滴耐低温仕様となっています。EVFは両機種ともに236万ドット。メカリニカルシャッターも差別化が付けられており「E-M10 Mark IV」は 1/4000秒 となっています。※「E-M5 Mark III」は1/8000秒。

「OM-D E-M10 Mark IV」量販店売り出し価格 ※(税込)

  • オリンパスオンラインショップ … ボディ 96,800円 / レンズキット 129,800円
  • マップカメラ … ボディ 87,120円 / レンズキット 116,820円
  • カメラのキタムラ … ボディ 87,120円 / レンズキット116,820円
  • ビックカメラ … ボディ 96,800円 / レンズキット 129,800円

キットレンズは標準ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」と望遠ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」が付属するダブルズームキットとなっています。

  • PEN E-PL10 ボディ … 65,880円
  • OM-D E-M10 Mark III ボディ … 42,823円
  • OM-D E-M10 Mark IV ボディ … 87,120円
  • OM-D E-M5 Mark III ボディ … 109,629円

オリンパスの製品ラインアップをマップカメラ価格(税込)で比較してみると上記のような感じに。数万円差できっちり分けられている事が確認できます。約2万円投資して1つ上の「OM-D E-M5 Mark III」にするかどうか言い意味で迷い所かもしれません。

OM-D E-M10 Mark IV

国内では " パパママカメラ " 戦略でキャッチコピーは「君とのはじめては、はじめての一眼で。」となっています。子供の成長記録から家族でセルフィそしてSNSを楽しんだりする事が可能で、気軽に持ち運べる小型軽量ミラーレス機をアピール。スペシャルサイトも公開し「OM-D E-M10 Mark IV」の特長をはじめ楽しみ方を提案しています。