オリンパス 寺田氏とサリーさんの最新インタビュー マイクロフォーサーズの展望
Imaging Resource にオリンパスの寺田氏とオリンパス アメリカのプロダクトマネージャー・サリーさんの2人のインタビュー記事が掲載されています。オリンパスの現状、マイクロフォーサーズの展開をコメントしています。
- 不祥事があり会社は揺れているが、現場はいつも通りの環境で励んでいる。普段と変わらない。
- タイの洪水は、少し影響があってE-P3の部品が不足しているんだよ。
- 各社がミラーレス市場に参入し始めて、オリンパスを含めた市場拡大の良い機会だと思っている。
- 撮影スタイルが変わってきていて携帯電話で撮る人もいれば、ミラーレス機やデジタル一眼レフでより良い写真を撮りたい人がいる。小さいサイズでデジタル一眼レフ並みの画像が撮れることがマイクロフォーサーズの特徴ですね。
- PENに続いてステップアップさせるカメラを検討しています。フル・ライン・アップ化する事で、オリンパスユーザーを引き止めておきたいのです。
- レンズのライン・アップの広さは、フォーサーズの強みです。
- 欧州市場はコンパクトなミラーレス市場に保守的だが、欧米でも少しずつミラーレス市場は動き出している。
- 日本のミラーレス市場が大きいのは、初心者の割合が多いからなんだよ。それが欧州との違いなのさ。
- ズームレンズの焦点距離はほぼ埋めたので、現在は単焦点レンズに力を入れています。
- ミラーレス機のセンサーサイズの問題は非常に難しい…が、マイクロフォーサーズは今のところ成功していると思う。でもフォーサーズがミラーレスの標準規格にしようとは思ってないけど、マイクロフォーサーズへの参入は歓迎。
開発現場では、不祥事の影響は今のところ無いみたいですね♪ オリンパスは中国生産なのでタイの洪水には影響を受けていないと思ったら部品系はタイでも生産してたんですね…知りませんでした…^^;
現在ミラーレス機は色んな規格が乱立していますが、その内淘汰されちゃうのか、それぞれ独自に生き残っていくのか気になるところですね。個人的には、噂の新型機の質問もして欲しかったな~♪