オリンパス OM-D E-M5 デザイナーズ・インタビュー
オリンパス・オフィシャルにオリンパス OM-D E-M5の開発に携わったデザイナーのインタビューが掲載されています。工業デザイナー : 鯛中大輔氏とGUIデザイナー : 伊藤健世氏がインタビューに応えています。
- PENとは異なるユーザーの欲求に応えたかった
- 自分だけの写真、作品を作り上げようとするクリエイティブ指向のユーザーに満足してもらえるカメラを用意しようというのがデザインの出発点
- デジタルならではの進化を突き詰めたところに、ミラーレス一眼がある
- 撮影に没入し、自分の世界を作り上げるには、ファインダーをのぞき込みながらの撮影スタイルにアドバンテージがある
- OM-Dでは、これまでのOMシリーズの「光を操る」という思想を受け継いでいる
- EVFの中で没入しながらクリエイティブに作画できるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)をデザイン
- デジタルカメラの"光を操る"をGUIとして突き詰め、進化した形として誕生したのがOM-Dの"EVFクリエイティブコントロール"
- OMのファインダーを参考にしながら、コックピットのような精緻な感覚を内蔵EVFの表示に実現した
- 世界で初めての5軸対応手ぶれ補正機能を搭載しているだけでなく、デザイン面でもぶれにくくするための作り込みをしている
- アナログ時代の"情緒"のようなものをデザインの中に受け継いでいきたいと考えている
- 内蔵EVFと背面液晶の自動切り替え機能を、より深く被写体に関わるためのUIとして使っている
- デジタル時代の新世代OMは、静止画も動画もクリエイティブに撮影できることを目指した
- OM-Dのデザインは、単純なレトロを目指したのではない
- フィルムからデジタルへの進化を最大限に生かしカメラメーカーだからこそできるデザインを追求している
インタビューを通じてオリンパス OM-D E-M5の新機能や新機軸のアピールって感じの内容になってますね。たしかにこのインタビューで語られているように、背面液晶で写真を撮るのと、ファインダー越しに写真を撮るのとでは全然世界観が違うのも確か♪
EVFクリエイティブコントロールは少し期待している機能のひとつなんなんですが、実際色んなシーンで使ってみないと分からないけど、この機能はファインダー越しよりも背面液晶の方が使いやすいのかな~っと予測を立てています。CP+ 2012でこの機能も試してみましたけど、どちらが使い易いのかよく分かりませんでした…w
確かに見た目もPENは全然違うし、OMのデザイン言語を引き継いでいますから、手に取った瞬間にPENとは違う感触・重量が手にから体全体に伝わってくるんですよね~。 グリップは慣れの問題なのか、CP+ 2012で触った時はしっくりきませんでしたけど…^^;
一眼レフユーザーが、ようやく違和感なく使える(?)マイクロ一眼の登場ですね♪