オリンパス OM-D E-M5 に対して "小さいセンサーは画質が悪い" という考えは捨てた方が良い
Imaging Resource が、プロ写真家 スコットボーン氏のオリンパス OM-D E-M5 のレビューとサンプル画像を掲載しています。
- 「軽いカメラで他の人が撮影(仕事)している時にわざわざあなたは重いカメラを使い持ち運びますか?」…それがオリンパスが何十年も求めてきた質問だ
- 彼らはまたやってくれた デジタル版のOMシリーズを導入したのだ
- オリンパス OM-D E-M5 は、明らかに真正面からプロ市場も視野に入れたカメラである
- しかもPEN E-P3同様に軽量で、従来の様々なアクセサリーもそのまま使える (唯一OM-D E-M5で使えないのは、PEN E-P3のバッテリーぐらい)
- キットレンズは12-50mmだが、単焦点レンズ 12mm F2.0 と 45mm F1.8 を装着すると魔法をかけらたみたいに素晴らしい世界が待っている
- OM-D E-M5は美しいボディで、タッチスクリーンに5軸手ブレ補正機構、高速連射9コマ/秒、低照度でのAFの速さなど競争力を高めたボディなのだ
- PEN E-P3ユーザーであればメニュー周りのカスタマイズは容易で、しかもカスタマイズ性もPEN E-P3と比べて高い
- HD動画は、AVCHDを止めたことは英断で、しかもローリングシャッター現象を大幅に削減している(5軸手ブレ補正機構のおかげ)
- 12mm F2.0を装着してジャガーXKRのコンバーチブルを撮影したのだが、 ハイライトを保持し、シャドウのディテールもしっかり残していて、必要充分な画質である
- こういう自動車撮りは、重量のあるニコン D4 や キヤノン EOS 1DX で撮影すると疲れ果ててしまうのだが、OM-D E-M5は軽量のために1日を乗り切ることができた
- ボディサイズが小さい為に車内撮影での撮り回しが良い
- 補正なしRAW現像ではカラーノイズが載ることがあるのだが、簡単にワンクリック補正できるレベルだ
- ファームウェアのアップデートが、USBケーブルでPC/Macに接続しなければいけないのは不満だ
- レンズフードが別売りなのも不満
- 価格が少し高価で、ニコン D7000 や キヤノン EOS 7D が手に入る価格なのである
- OM-D E-M5 は完璧なカメラではないが、現在最高のマイクロフォーサーズ機である
- "小さいセンサーは画質が悪い" という考えは捨てたほうが良い、これは本物のカメラだ
- 今のところミラーレス機のシェアの半分はアジア地域だが、将来的には世界的に広がると信じている
内容自体は、これまでの海外レビューの数々とそれほど変わらない内容ですけど、ようやく欧米でもミラーレス機が浸透し始めたなのかな~と感じるようになりました。
やはりミラーレス機は、ソニー NEX-7 とこのオリンパス OM-D E-M5 は欧米市場で光を放つ欧米ミラーレス市場で鍵を握る機種かもしれません。