オリンパス PENやOM-D に像面位相差AFやフォーカスピーキングを組み込むことは技術的に可能
Pekka Potka が、オリンパスの寺田俊之氏とディスカッションした時のやりとりを掲載しています。技術的には像面位相差AFやフォーカスピーキングは可能だそうです。そしてライカM モノクロームのようなOM-D モノクロームを作ろうと思えば開発費が膨大になるとのこと。
- オリンパスは、フォーサーズ・レンズに対してフルAFをサポートする新しいボディの開発をしているのは確か (フォーサーズレンズは口に出すが、決してフォーサーズボディとは言わない…ただのボディと)
- OM-DとPENの間には差があり、OM-Dシリーズとしてエントリーモデルとハイエンドモデルの可能性がある
- ISO100が無いのは、画質重視のセンサー設計を重視しているから
- なのでISO100がないのはプログラムからきているのではなくて、センサー自体の資質がISO200スタートなのである
- すでにソニーセンサーの採用が始まっているが、今後像面位相差AFを採用するかまだ何も決まっていない
- フォーカスピーキングも技術的に可能であるが、こちらもまだ何も決まっていない
- 今のところ新たなレンズロードマップは作られていない
- ライカM モノクロームのようにOM-D モノクロームを作ろうと思えばコストが掛かりすぎる
ソニーと資本提携したオリンパスは、カメラ事業で協業することを発表していますから、センサーに位相差が組み込まれた像面位相差AFはすでにソニーが採用を始めているので、今後オリンパスが採用する可能性が高いのではないでしょうか。ただ現時点では、位相差AFが組み込まれた画素は、周りの画素が映像を補完しなければならないので、その辺の性能が上がった時に採用したら美味しいかと♪
マイクロフォーサーズ陣営は、フォーカスピーキングを非搭載ですけど、パナソニックも現在最優先事項とコメントしていますから、オリンパスがソニーとの提携でパナソニックとの関係がどう変化してくるのかは分かりませんが、両陣営とも次世代機あたりには対応するような気がします。
ISO感度の数値問題にも触れていますが、自分はオリンパス・ユーザーですけど、やはりISO100スタートの方が精神的に良いかな~。あとこの記事の中には、17mm F1.8の画質もかなり良いようなことも書かれていて期待ですね。
いや~良い質問してますね~自分もライカM モノクロームのようなモノクロ機を日本のカメラメーカーが作らないかな~って思っていたんで♪ でも、開発費がかなり掛かるようで少なくともオリンパスでは無理な感じ…^^; 富士フイルムあたりがモノクロ機作ってくれると面白いかも。