オリンパス STYLUS XZ-2 は、iZUIKOレンズが素晴らしいと感じさせてくれるハイエンドコンデジ
オリンパス愛好家 ロビン・ウォン氏が自身のブログで、プレミアム・コンパクトデジタルカメラ オリンパス STYLUS XZ-2 のレビューとサンプル画像を掲載しています。XZ-2は、ZUIKOの名に恥じない高品質なレンズが搭載されていて、デジタル一眼レフのキットレンズよりも良く写ると評価しています。
- すでにハイエンド・コンデジ市場は、どメーカーも意欲的な機種を市場に投入してきている
- XZ-2は、ソニー サイバーショット RX100 や パナソニック LUMIX LX7 と比較対象されるカメラだ
- 前機種 XZ-1は、当時非常に明るいF1.8レンズが搭載され高画質な画像を保持した最高のコンデジだった
- ISO100~200の低感度撮影は、解像度・ディテール共に文句の付けどころが無いくらいの描写で、肉眼以上に詳細を写し出す
- シャープネスも必要以上に人工的に仕上げたシャープ感ではない
- この明快な切れ味は、12mm F2.0、45mm F1.8、60mm F2.8 マクロの切れ味に近い
- XZ-2のi.ZUIKO DIGITALレンズは、ZUIKOレンズの名に恥じないレンズであり、デジタル一眼レフのキットレンズよりも優れたクオリティを保持している
- コンデジでF1.8のレンズの明るさという理由だけで魅力的に感じるカメラのひとつ
- レンズに加えて新型1200万画素センサーの恩恵も大きい
- XZ-2の場合1200万画素でも必要充分で、コンデジで1200万万画素以上のセンサーを搭載した機種もあるが、XZ-2の前では画素数は重要でないように思えてくる
- Nikon 1シリーズやソニー RX100は、1インチセンサーを搭載しているので、同じ土俵の上でXZ-2を比べるべきではない
- 色味やJpeg品質は、オリンパスのデジタル一眼(レフ)譲りで賞賛できるレベル
- 何せOM-D E-M5と同じ描画エンジン TruePic Ⅵ が搭載されているのだから
- 1/1.7型センサーを搭載した一般的なコンデジは、ここまでのダイナミックレンジは得られないし、明度・暗部のディテールもここまで記録でなきない
- 使ってみて思っていた通りXZ-2は、フラッグシップ・ハイエンド・コンパクトデジタルカメラである
- ボタン類のレスポンスも良くチープな感じもしない
- 個人的に「ハイブリッドコントロールリング」は快適だ
- AFは全般的に良好で、28mmでは非常に高速、112mmではシーンによっては焦点の食いつきが悪くなることがある
- ズーム側では少し合焦に問題はあるが、それが致命的になることはなく撮影に集中できるレベルだ
- まあマイクロフォーサーズ機 OM-D E-M5の爆速AFと比べると、遅いのは確か
- ストリート・スナップにも最適なカメラ
やはりこのXZシリーズは、レンズが最大の売りですからレンズ描画の評価は高いですね♪
個人的にXZ-1のAF速度とズーム速度は遅い印象があるんですが、今回のレビューを見る限りXZ-2のAFは結構改善してきている印象かと。あとは個人個人の許容範囲な気がします。
このレビューには、Nikon 1シリーズやソニー RX100はセンサーサイズが違うから比較対象にするべきではないような記述があるますけど、少なくと個人的にソニー RX100は同列で比較対象に入るでしょ…w ほんとこのXZ-2に1インチセンサーが搭載されていたら良かったのに…と個人的に思います。
やはり今回のXZ-2もこのiZuikoレンズの描写に惚れたユーザーさんが使えば幸せになりそうなプレミアム・コンパクトデジタルカメラに仕上がっていそうです。ロビンさんのXZ-2レビューは第2弾もありそうなのでそちらも楽しみです♪