OMデジタルが、製品開発の参考にするため望遠レンズのアンケートを実施
OMデジタルが、顧客に対して2021年8月27日~9月6日の期間に今後の製品開発の参考にするためのアンケートを行いました。その中で望遠レンズに関する質問が興味深かったのでピックアップしてみました。
購入したOMデジタル(オリンパス)製品をユーザー登録し、メールマガジン「ズイコーフレンドクラブ」購読者の中からランダムに選び行ったレンズに関するアンケートになっています。今回は望遠レンズに関する質問が印象的だったので見てみましょう。
Q : 今後欲しいと思う望遠レンズは? ※複数選択可能
望遠単焦点レンズ
- 150mm F2 IS
- 300mm F4 IS ※現行品
- 300mm F2.8 IS
- 400mm F4 IS
- 400mm F2.8 IS
- 500mm F4 IS
- 600mm F4 IS
- その他
OMデジタルは、オリンパスからOMデジタル移行時のインタビューでマイクロフォーサーズシステムの魅力の1つに35mm換算で2倍の焦点距離を活かせる望遠レンズを挙げていました。500mm/600mmあたりの望遠単焦点レンズは、35mm換算で1000mmを超えてくるので威力ありそうな予感。価格も威力ありそうですが…w
F2.8通しの「300mm F2.8 IS」と「400mm F2.8 IS」はボケ味に期待できそうだし、「150mm F2 IS」もサイズと質量次第では注目を集めそうな予感。一応アンケートでリストアップしているので、ある程度現実的に実現可能なレンズ群なのかどうか興味津々。
望遠ズームレンズ
- 40-150mm F2.8 ※現行品
- 40-150mm F2.8 IS
- 50-200mm F2.8 IS
- 50-250mm F4 IS
- 100-400mm F5-6.5 IS ※現行品
- 150-400mm F4.5 TC1.25x IS ※現行品
- 150-600mm F5-6.3 IS
- その他
OMデジタルには「パナライカ50-200mmF2.8-4.0」対抗レンズがないので「50-200mm F2.8 IS」や「50-250mm F4 IS」は現実的な望遠ズームレンズに感じるし、現行「40-150mm F2.8」に " IS " が搭載された後継レンズも普通にありえる話に感じます。
「150-400mm F4.5 TC1.25x IS」は生産数が限定的でかなりバックオーダーを抱えていますが、さらにテレ端を伸ばした「150-600mm F-6.3 IS」もリストアップしています。少しF値は暗めでテレコンバーターを内蔵しておらず、実現した場合「150-400mm F4.5 TC1.25x IS」より安価になるのかな?と思う事も。
他にも色々質問があったのですが、静止画・動画それぞれの被写体を知りたい質問があり、カメラやレンズのコンセプトや方向性を探る質問にも感じました。
レンズロードマップ ※2021年6月時点
- 望遠ズームレンズ3本
- F値が明るい単焦点レンズ複数本
- マクロレンズ
OMデジタルが現在レンズロードマップで予定しているレンズはすべて " PROレンズ " となっていて、2021年後半~2022年に掛けて予定しているPROレンズの登場に期待です。