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OMデジタル「12-40mmF2.8PRO II」は、レンズ面肌改善技術をついに搭載

本日3月25日はOM SYSTEM 2世代目にあたる大口径標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」が国内発売されました。OMデジタルが発売に連動して「M.ZUIKO 40-150mm F4.0 PRO/ 12-40mm F2.8 PRO 徹底解剖写真家×開発者クロストーク」動画を公開。「12-40mmF2.8PRO II」に関して個人的に興味深い箇所があったのでピックアップしてみました。

レンズ面肌の改善

面肌

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」は、レンズの面肌改善を行っているとのこと。「12-40mmF2.8 PRO II」の光学系は初代レンズと変わっていないものの、レンズ自身が進化しており、レンズの表面 (面肌) をツルツルに仕上げている事を明らかに。

目に見えない微細な凹凸に光りが入ると、散乱した光がフレアとなり画質に影響を与えるそうです。

実はPROレンズに " レンズ面肌改善技術 " が最初に施されたのは「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」からで、初代「12-40mmF2.8PRO」はこの技術が搭載されおらず、今回2世代目のレンズにようやく搭載された模様。

OMデジタル 製品開発 宮田正人氏が「本当に厳しい条件におけるフレア成分を抑えています。」「解像力とフレアの改善によって非常に描写性能が高画質となり、本当に最高の標準ズームレンズになったと考えていると。」と力説しています。

上記のスクリーンショットを見ると「レンズ面肌の微細な凹凸の改善を進めております」と現在進行形の表現となっているので、現時点で最新の " 面肌改善技術 " を施した標準ズームレンズと言って良いかもしれません。

私自身初代レンズを愛用しており逆光耐性の低さは実感していただけに " レンズ面肌改善技術 " の話は興味深く感じました。もちろん「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」は予約済みで無事手元にやって来たので桜撮りが楽しみになってきました。