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OMデジタル 赤字継続中 2021-2023

ここ数年 四季報「業界地図」を毎年購入していいます。以前から気付いていたのですが、OMデジタルソリューションズは赤字継続中です。

業界地図
OMデジタル

OMデジタル 実績 2021-2023

  • 2023 … 売上高 292億円 / 営業利益 ▲2.1億円
  • 2022 … 売上高 282億円 / 営業利益 ▲6.4億円
  • 2021 … 売上高 219億円 / 営業利益 ▲18億円

これ以降はデジカメライフ雑談になります。

売上高は少しずつ成長し、年度ごとの赤字は縮小傾向にありますが、まだ赤字体質である事が分かります。オリンパスの映像事業は投資ファンド 日本産業パートナーズ傘下になり再スタートを切りましたが、この実績が計画通りに進んでいるのかどうか気になるところ。

OMデジタルになってから開発スピードはオリンパス時代と比べて落ちている印象。最近は国内外でアウトドア・コンセプトを押し出しています。OMデジタルの事業情報ページを見てみると…

社会の変化をチャンスと捉え、2つの事業領域を推進

現代社会では、テクノロジーの進化が暮らしを劇的に変える一方で、デジタル疲れを引き起こし、人々は過度なストレスに晒されています。このような背景に加えて、持続可能な自然環境を維持することへの意識も高まっており、人々は自然(アウトドア)や心の豊かさを求めるようになっています。

OMデジタルソリューションズは、こうした社会の変化を成長のチャンスと捉え、消費者の本質的欲求を的確に把握して、主に2つの事業に取り組んでまいります。

ひとつは、コンシューマー事業領域におけるアウトドアライフバリューを高める体験価値の創出と提供です。この領域では、アウトドアに親和性の高いOM SYSTEMブランドの可能性をさらに高めていきます。

もうひとつは、当社の将来にわたる持続的な成長を目指し、これまで培ってきた技術資産を活かし、ビジネスや社会課題の解決に貢献するソリューション事業領域への挑戦を行ってまいります。※OMデジタルソリューションズ 事業情報より

OM SYSTEM カレー

今年度のOMデジタルの営業利益が黒字になってくれる事に期待したいところ。ベストセラーになるカメラやレンズが登場すると良いのですが。アウトドア関連製品では「OM SYSTEMカレー」や「C.D.Cトライベースセット」などを発売。アパレル(その1その2)も発売中です。OMデジタルは、天体撮影専用カメラ「E-M1 Mark III ASTRO」も今年発表しました。