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OMデジタル「高画素化よりもコンピュテーショナル機能を優先する」

PetaPixelが、CP+2025 OMデジタル 取材記事を掲載しており、OMデジタルは高画素化よりもコンピュテーショナル機能を優先するとのこと。

OMデジタル

OMデジタルは、自社マイクロフォーサーズカメラにおいて2000万画素センサーを搭載し続けており新型カメラ「OM-3」も2000万画素センサーを搭載しています。「より高画素なイメージセンサーを検討する事は可能であるが、コンピュテーショナル・パフォーマンスを犠牲にするのであれば選択する事はない」と語ったと掲載。イメージセンサーの画素数を引き上げるとコンピュテーショナル フォトグラフィ機能に対応するためエンジンの処理能力を上げる必要があり、新センサーと新エンジンを一緒に開発する必要があるとのこと。

PetaPixelは、このOMデジタルのコメントに対して意見記事も掲載。OMデジタルのカメラはアウトドア路線であるが、ハイレゾショットは静物撮影に限られ野鳥撮影などの動体撮影には向いておらず、風景写真はハイレゾショットを使わなくても高画素で撮影できる競合機が存在しフルサイズセンサーはより高画素でダイナミックレンジが優れており、低照度パフォーマンスも優れているのでOMデジタルのカメラは多くの写真家を納得させるのに充分ではないと表現。コンピュテーショナル機能を求めるユーザーは高画素化に興味がなく、高画素を求めるユーザーはコンピュテーショナル機能に興味がなく、板挟みになり袋小路に入ってしまう可能性を指摘しています。