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パナソニック 35-100mm F2.8 は、12-35mm F2.8 と同等の光学性能

DxOMark が、パナソニックのXレンズ LUMIX G X VARIO 35-100mm F2.8 POWER O.I.S. のスコアとレビューを掲載しています。総合スコアが、パナソニック 12-35mm F2.8と同じでマイクロフォーサーズ最高のズームレンズ1本であると評価しています。

パナソニック Xレンズ 35-100mm F2.8のDxOMarkスコア
パナソニック Xレンズ 35-100mm F2.8のDxOMarkスコア
  • 35mm換算 70-200mmのこのレンズはF2.8通しの大口径でレンズ内手振れ補正機構が組み込まれている
  • レンズ構成は13群18枚でEDレンズ:2枚、UEDレンズ:1枚が採用されている
  • 最大撮影倍率は0.1倍で、最短撮影距離はズーム全域で85cmである
  • 中望遠レンズとしては、重さが360g、長さが99.9mmと小型軽量なレンズ
  • 総合スコアは " 17 " で、Xレンズ 12-35mm F2.8と同じスコアでマイクロフォーサーズのズームレンズの中で最高の1本である
  • 35mm時の歪みは問題であるが、ソフト補正は可能なレベルである
  • マイクロフォーサーズレンズで比較できるレンズが無いので、シグマ 50-150mm F2.8 EX DC APO OS HSM (APS-C用) と比較してみた
  • シグマ 50-150mmは総合スコア " 19 " でシャープなレンズであるが、重さは1350gで利便性は圧倒的にパナソニック 35-100mmの方が分がある
  • LUMIX G X VARIO 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.は、12-35mm F2.8と同じ描画品質と利便性を兼ね備えたレンズだけに、スタンダードレンズのように安価ではないが、マイクロフォーサーズユーザーが高性能ズームレンズを求める可能性も高い

DxOMarkのスコアは、センサーサイズに比例して良い値の出る傾向にあるので、今回のパナソニック Xレンズ 35-100 F2.8 は、数値的にAPS-C対応レンズに近いスコアでかなり高画質な描画を叩き出してくれる中望遠ズームレンズであることが伺えます。マイクロフォーサーズユーザーであれば一度は使ってみたいレンズの1本ではないでしょうか。

あとは価格でマイクロフォーサーズ機をメインで使用されているユーザーさんとサブで使用しているユーザーさんとでは、購入対象になるかどうかハッキリ分かれそうな予感。