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パナソニック LUMIX GX7 デビューイベントでGX7を触ってきました

東京・大阪・名古屋で開催を予定しているパナソニック LUMIX GX7 デビューイベントが、8月24~25日に東京会場で開催されたので、早速このデビューイベントでGX7を体験し、スタッフさん達から色々話を聞いてきました。

スタッフさんからは、このGX7の仕上がり良さと自信も感じたし、個人的に仕上がり具合や完成度は今までのパナソニック マイクロフォーサーズ機の中で1,2を争う機種に感じました。

パナソニック LUMIX GX7

まずはGX7とご対面で、スタッフさんに説明を受けながらGX7を使ってみました。会場にはパナソニックレンズの他に、オリンパスレンズやシグマレンズそしてコシナフォクトレンダー NOKTONなども用意されているので、リクエストすれば好きなレンズでGX7を試せるので、前もって試したみたいレンズをピックアップして行くとより楽しめ確認できるかと思います。

自分が使用したレンズは、LUMIX G 20mm F1.7 II パンケーキレンズ と Xレンズ LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 で、やはり20mm F1.7はリニューアルされたものの光学設計は以前のままでAFはGX7でも遅い感じ。逆に12-35mm F2.8はスタッフさん曰く「パナソニックのラインアップの中で一番AFが速いレンズ」だけにGX7との組み合わせは良い感じ♪ あとシャッターフィーリングもこれまでのパナソニック機とは違う印象。

パナソニック GX7 ブラック シルバー

ボディは写真で見るより実物の方がスクエアな感じが強くて、実際手に取ると軽くズシっとした重さを感じます。(ただしオリンパス PEN E-P5ほどのズシリ感ではない) あと画像では " もっこりグリップ " 非常に目立って気になっていたんですが、実物はそれほど気にならないレベルです。手に馴染むラバーを使用しているので手にフィットするグリップな印象。ちなみに会場アンケートではシルバーが人気で、実際の予約状況はブラック/シルバーの割合が五分五分とのこと。

あと気になったことがひとつ! 上記の画像を見てもらえば分かるのですが、ストラップを取り付ける金具が結構下の方についているので、実際ストラップを付けて撮影するちょっと慣れが必要になるのかな~と感じました。スタッフさんに聞いたところ、この場所しか付けることが出来なかったそうです。会場のGX7はストラップは付いていないので、気が付かないポイントかもしれません。

GX7は、個人的に富士フイルム X-M1に通じるデザイン言語に感じていたので、何か開発に富士フイルムが関わっているのか聞いてみたところ、全然関わりはなそうです。…が、富士フイルムのXシリーズとソニー NEX-7/NEX-6はベンチマークだったみたいで、かなり研究(?)したと教えてくれました。

新型 1600万画素 Live MOSセンサーは、自社製なのか他社製なのか言えないとのこと。ただどのスタッフさんもおっしゃっていましたが、ダイナミックレンジが広がっていて、GH3より画質は良いと断言していました。個人的にダイナミックレンジが広がりディテール豊かになった事により、GH3よりもコントラストを強めかけても白トビ黒潰れしない描画で、GH3よりもディテールを保持ながらもメリハリある画質に感じます。会場にサンプル画像のパネルが何点か展示しているあるので参考になるかと。

可動EVFは違和感無く使えました。ただEVF自体は日中外で使ってみないと本当の性能は分からないかと…^^; 可動EVFのコンセプトは最初から決まっていたそうです。展示されているGX7はまだ製品版ではなくて、製品版ではさらにEVFは良くなると言っていました。今回GX7は防塵防滴ボディでは無いですが、可動EVFやレバー部分がネックになったそうです。でも背面のボタン類は対処していると言っていました。(防塵防滴とは言っていなかったので、簡易シーリング?とか最低限の処理はしてあるのかな~と思います)

フォーカスピーキングも試したのですが、ピーキングの効果を "浅" と "深" の2種類選択可能になっていて、背面モニタは綺麗で個人的には問題なく焦点出来たかも。(背面モニタは、フォーカスピーキングを使わなくても焦点を合わせやすいかもしれない)

パナソニック GX7 のマグネシウム合金フレーム

最初グリップ部分はグリップごと取って付けただけなのかな~と思いきや、マグネシウム合金フレームを見てみるとちゃんとグリップ部分が作ってありました。開発当初はグリップは今ほど大きくなくて、今回GX7開発にあたって色々な方面から意見を聞いたそうで、最終的に今のグリップに落ち着いたそうです。ちなみにグリップ底面に対してバッテリー位置は、斜めになってました。

パナソニック GX7 のボディ内手振れ補正機構

そして今回パナソニックで初めて(2軸)ボディ内手振れ補正機構が採用されていますが、今後ボディとレンズの手振れ補正の方向性を聞いてみたんですが、はっきりした答えをいただけませんでした。今後もレンズ内手振れ補正付きのレンズは出るそうで、明言はしませんでしたがボディ内手振れ補正を採用したカメラも今後出てきそうなニュアンスも感じました。

あとレンズがズラ~っと並んでいる中に LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 を発見♪ モックで最終的なレンズボディではないのですが、結構ズッシリきそうなレンズ径かと。ちょっと話は変わりますが、ライカレンズとXレンズの棲み分けを改めて聞いてみたところ、ハイグレード単焦点レンズはライカブランドで、ハイグレードズームレンズはXレンズだそうです。Xレンズは加えてライカレンズより安価で提供するコンセプトとのこと。

動画はGH3と比べて少し差別化されていますが、普通に使う分には必要充分かと。ネットに上がっている上記のサンプルムービーが会場で大型モニタで再生されていて、個人的にほんと綺麗だな~と感じました。

メモしながらGX7を試したり聞いた訳ではないので、記憶を辿りながらダラダラと文字におこしているので、忘れていることやまだ色々聞いたことはあるのですが、GX7が気になっているユーザーさんは触ってみる価値は充分にあるマイクロフォーサーズ機かと。あっという間の2時間でした。