パナソニック GM1 は、画質や機能に一切妥協がない超小型MFT機
ePHOTOzineが、パナソニック LUMIX GM1のレビューとサンプル画像を掲載しています。GM1は超小型マイクロフォーサーズ機だが、画質や機能に一切の妥協がなく様々シーンに対応できるカメラであると評価しています。
- パナソニック GM1は、現時点で最も小型のマイクロフォーサーズ機である
- この超小型ボディはマグネシウム合金製で、わずか209gで98.5 x 54.9 x 30.4mmなのだ
- 加えてGM1に最適されたコンパクトズームレンズ 12-32mm f/3.5-5.6 Mega OISも用意されている
- 背面モニタはタッチパネルで、フォーカスピーキングも採用されている
- HD動画は、60i/50i/24pでステレオサウンドで録画可能で、フルマニュアルコントロールも可能だ
- 高速連写は5コマ/秒、1/6000秒を実現している
- パナソニック GM1はPENTAX Qシリーズより小型のカメラでありながら、大きなセンサーを採用している
- Wi-Fiも用意されていてスマートフォンのアプリ経由で、カメラの制御も可能
- テスト撮影したところ220枚撮影できたが、予備のバッテリーを購入しておくことをお勧めする
- AFは高速だし、タッチパネルでピンの位置をすばやく設定できるのも良い
- フォーカスポイントは23点で、フォーカスピーキングの輪郭色は選ぶことが出来る
- フラッシュを使用したポートレート撮影は赤目にはならず、肌のトーンも良好だ
- 加えてこのカメラは、すごくディテール豊かで、露出は安定し、さまざまな撮影シーンに対応できるパフォーマンスを発揮している
- 大口径単焦点レンズを使用すれば、露出の低いシーン威力を発揮するし、ボケ味も楽しめる
- キットレンズ 12-32mmは、ディーテール豊かな画像が撮影できるズームレンズ
- ただし近接撮影が苦手なレンズで、マクロ撮りをするなら別のレンズをお勧めする
- わずかに周辺減光があり、望遠側には樽型歪曲もあるが、糸巻歪曲は制御されているようだ
- パープルフリンジや色収差は、カメラ内補正で上手く制御されている
- ISO125~800までノイズは低く、ISO1600でわずかにノイズが増える
- ISO3200でノイズの増加はわずかだが、ディテールの損失を確認できる…が、まだまだ常用可能
- ISO6400でもISO高感度耐性を感じるが、ノイズリダクションの掛かり具合が分かるし、ディテールもさらに低下する
- ISO12800以上は使わない方が良い
- 価格はハイエンドコンパクト機と同じぐらいの価格設定で、レンズが交換できる利点があるものの、小型なボディを求めなければ、他のミラーレス機の方が価格的にも有効に使えるかもしれない
- このGM1は、ソニー サイバーショット RX100 IIなどのハイエンドコンパクト対抗機で、より大きいフォーサーズセンサーにレンズ交換できるところが長所だ
- 画質や機能に一切の妥協はなくePHOTOzine編集部は、このパナソニック GM1をお勧めする!
かなり評価が高く満点の五つ星を獲得していて、各項目で唯一四つ星なのが " 価格 " ですが、このパナソニック GM1はただ小型の安価なカメラでなく、小型のプレミアムカメラなので仕方ないところでしょうか。
画質的にはGX7を引き継いでいるので安定した描画を楽しみめるので、この超小型なボディに価値を感じるのであれば、所有する喜びもあると思われます。