パナソニックが、4K ミラーレス機を市場投入する事がほぼ確定的に
日本経済新聞が、2014年パナソニックが黒字化に向けたデジタルカメラ事業に関する戦略が掲載されていて、噂のパナソニック GH4 4Kカメラ開発や、OEM生産、コンパクトデジタルカメラを5機種程度に絞り込むなどの具合的な内容が掲載されています。
- パナソニックは2014年中に発売するコンパクトデジタルカメラの機種数を13年の半分の5機種程度に絞り込む
- 2万円以下の低価格機種はコスト削減のため外部へ生産委託も検討
- 開発・生産ともにミラーレス一眼に軸足を移しデジカメ事業で15年3月期の黒字転換を目指す
- 2014年に発売するコンパクトデジカメは約3万円以上する高価格機種が中心になる見込み
- ミラーレス一眼は解像度がフルハイビジョンの4倍の「4K」画質で動画撮影できる機種を開発
- デジカメに使用するレンズについては、外部調達から自社生産への転換を進める
- 自動車のモニター用カメラや監視カメラなど別の用途でも使えるためで、レンズ部品の外販も増やす
すでにパナソニック GH4 4Kカメラに関するスペックやセンサーに関する情報(噂)は登場してきていますから、今回の日経の記事でその裏付けが取れた感じでしょうか。記事中には " 開発 " と書かれているのでいつ発表されるのか気になるところです。現時点の噂では、2014年春が期待されています。
他にもパナソニックは、ライカに20万円程度の高級デジカメをOEM生産するという報道もされています。(現時点で正式なアナウンスは無し) 利益率の高そうなLUMIX GM1も登場してきますし、ライカ印のハイグレードレンズも2014年に何本が登場してきそうなので、パナソニックがデジタルカメラ事業黒字化に向けた戦略がはっきりしてきた感じです。