パナソニック LEICA NOCTICRON 42.5mm F1.2 は、大きな期待に応えるレンズ
パナソニック LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH. POWER O.I.S. が、日本国内でも正式発表されましたが、Quesabesdeが早速フィールドテストしていて、ファーストレビューと多数のサンプル画像を掲載しています。現時点でRAWファイルもダウンロード可能です。
- レンズボディは、この光学性能に相応しい仕上がり
- …だが、重く大きいレンズである
- MFリングは適切は重さで、絞りリングは1/3単位でF1.2~F16まで設定可能
- AFは、F1.2でも露出の低いシーンで安定した動作をしてくれる
- 最短撮影距離が50cmなので、AFが合わない時は被写体に近づきすぎている場合が多い
- レンズ内手振れ補正機構は、1/10秒まで手持ち撮影が可能だった
- 開放でも解像度は高く、ディテール豊かで、高いレベルの描画を実現している
- F4~F8あたりがピークで、F11を超えると徐々に解像度は落ちていきF16は良くない
- 周辺減光はF1.2で確認できるが、F2.0まで絞れば解消される
- 収差は良く制御されている
ざっくり抜き出すとこのような感じでしょうか。
あとF1.2でポートレートする時は、かなり周辺がボケて、目や鼻などに焦点させたピンに集中する必要があるようです。この辺のクセ(?)は、焦点距離は違いますがオリンパス M.ZUIKO 75mm F1.8と同じかもしれません。 周辺減光チェック画像も掲載されていて、F2.0まで絞れば解消されているのが分かります。
大きな期待を満たしてくれるレンズと評価していて、それ相応の光学性能とボディの仕上がりですが、やはりその分価格もスペシャルなようです。