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DxOMarkが、パナライカ DG Nocticron 42.5mm F1.2 のレンズスコアを公開

DxOMarkが、パナソニック ライカ DG Nocticron 42.5mm F1.2 ASPH のレンズスコアとレビューを掲載しています。これまでオリンパス M.ZUIKO ED 75mm F1.8がマイクロフォーサーズ用レンズのベストスコアでしたが、パナライカ 42.5mm F1.2 はそれを超える総合スコア " 24 " を叩き出しています。

パナソニック Leica DG Nocticron 42.5mm F1.2 ASPH OIS レンズスコア
  • 総合スコア " 24 " でラインアップされているパナソニック/オリンパスのマイクロフォーサーズレンズの中で最高のパフォーマンスを発揮する1本と言える
  • オリンパス 75mm F1.8よりも総合スコアが1ポイント上回っているだけだが、Nocticron 42.5mm F1.2がトップスコアを叩き出しているのは事実である
  • シャープネス(解像度)は11P-Mpixとピークが高く、周辺減光と歪曲は比較的低い値で、色収差も制御され一般的に良好な値である
  • 高価なレンズであるのにかかわらず、周辺部分に極端なフリンジが出現する…が、それは画像補正ソフトで簡単に修正できるレベルである
  • Nocticron 42.5mm F1.2とオリンパス 75mm F1.8が比較される事は避けられないが、焦点距離が違うので使われる用途が違ってくると思われる
  • オリンパス 75mm F1.8は、室内スポーツや屋外ポートレート撮影が好まれるのではないだろうか
  • でもこの両レンズの総合スコアは非常に近い値で、シャープネス(解像度)は同様に高い値を示しているが、他の各項目は違った値を示しているのだ
  • オリンパスは、Nocticron 42.5mm F1.2の1/4の価格で、1/2段ほど暗いF値の競合レンズ 45mm F1.8をラインアップしている
  • Nocticron 42.5mm F1.2は高価なだけあって、F1.2の時点でオリンパス 45m F1.8よりもシャープで、F2.8まで絞ればフィールド全体が優れた画質になる満足度の高いレンズなのだ
  • F8~F11あたりまで絞り込むと、回折現象の影響でシャープネス(解像度)が少し落ちる
  • Nocticron 42.5mm F1.2はパナソニックの大きな一歩になるレンズであるが、大半のユーザーにとって価格が足かせになり、特に小型で安価なオリンパス 45mm F1.8(から乗り換えようとする)ユーザーにとって悩ましい問題である
  • 両レンズはそれぞれパフォーマンスの高いレンズであるが、光学性能もレンズ自体の造りに差がある
  • ラインアップ的に焦点距離の近いオリンパス 45mm や より焦点距離の長い75mmは気になるが、Nocticron 42.5mm F1.2は絞りリングやシャープな画像を求める熱心な写真愛好家を魅惑するのは間違いない

総合スコアで パナライカ DG Nocticron 42.5mm F1.2 ASPH が総合スコアで1位を獲得しましたが、各項目をオリンパス 75mm F1.8と比べてみると全然個性が違う(?)レンズに仕上がっている事が分かります。

価格もそれ相応ですが、マイクロフォーサーズ機ユーザーであれば一度は使ってみたいレンズではないでしょうか。