パナソニック LX100 は、良い所がギュっと詰め込まれたカメラ
ePHOTOzineが、パナソニック LUMIX LX100のレビューとサンプル画像を掲載しています。LEICA DC VARIO-SUMMILUX 24-75mm F1.7-2.8の光学性能、多数のダイヤル/ボタンが採用され使い勝手の良いボディ、4K動画撮影/4K PHOTOが可能で、リモートコントロールやRAW現像にも対応し、スタイリッシュボディに機能がギュっと詰め込まれたカメラであるとエディターズ・チョイスに輝いています。
パナソニック LX100の長所は…
- LEICA DC VARIO-SUMMILUX 24-75mm F1.7-2.8 が素晴らしい
- カメラ内でRAW現像が可能
- コントロール&ダイヤル類が多く採用されダイレクトに操作可能
- ボディ品質が良く、使い勝手も良好
- 高精細276万ドットEVF
- 高速連写 12コマ/秒
- ノイズ耐性がかなり良い
- 2軸電子水準器
- 非常に高速なAF
- 4K動画撮影対応
- 2年保証 (英国)
パナソニック LX100の短所は…
- 背面液晶モニタが、タッチパネルだったらさらに良かった
- 影の部分にノイズが見受けられる
- 構図に太陽を入れて撮影した時、時折フレアが発生する
5つ星満点を獲得していて、ボディ自体の仕上がりから、使い勝手、ライカレンズの性能、そして描画まで全体的に評価が高い結果に。
レンズに関しては9枚羽根の円形絞りによる柔らかいボケ味も評価していて、オフィシャルを見るとパナソニック独自の輪線や二線ボケを制御する技術も投入されているようです。
そしてダイヤル/ボタン類が過不足無く採用されているおかげで、コンパクト機ですがかなり使い勝手が良く、撮る喜びを味わえる機種に仕上がっているとのこと。とくに欧州のミラーレス市場は、EVFの有無で売り上げが変ってくる傾向があるので、EVFが採用されているところも評価しています。
バッテリーに関しては、CIPA規格で300~350枚撮影可能なので、予備のバッテリーを購入しておく事を勧めています。 AFは高速で、シャッターレスポンスも優れているとのこと。高速連写は12コマ/秒ですが、RAWだと8.6コマ/秒に低下する事を指摘しています。
ISO高感度耐性は、ISO100~800までの使用を勧めていて、ISO1600~3200も良好であるが、とくにISO3200はノイズが増え始めディテールの損失が始まるそうです。ISO6400~12800はななりノイズが強くなるとのこと。
4K動画撮影が可能で、4K Photoにも対応しているところも評価しています。
対抗機としてキヤノン PowerShot G1X と ソニー サイバーショット RX100 III を挙げていますが、G1Xは4K非対応でEVFも内蔵されていないし、RX100はEVFは内蔵されているものの4K非対応でLX100の優位性を認めています。使い勝手において富士フイルム X100Tと比べていますが、X100Tも4K非対応でレンズは単焦点レンズであると違いを述べています。
総評でライカレンズの光学性能、使い勝手、Wi-Fi経由のリモート操作などがスタイリッシュな小型ボディにすべて詰め込まれているとエディターズ・チョイスに選んだ理由を述べています。